シロツメクサ(白詰草)
Trifolium repens
(2004年5月3日 東京都大田区・大井埠頭中央海浜公園)
マメ科シャジクソウ属 花期:5〜8月 分布:ヨーロッパ原産

日本全土でふつうに見られるヨーロッパ原産の多年草。シロツメクサと言われてピンとこなくてもクローバーと聞けばすぐに分かるはずである。16世紀後半にオランダからガラス器を輸入した際の詰め物として乾燥させたこの草が使われていて、混じっていた種が発芽したのでツメクサ(詰草)と名付けられた。明治になって北海道で牧畜が行われるようになると牧草として輸入された。

シロツメクサの花序。球形の1個の花のように見えるが小さい花が30〜60個集まったもので、受粉した花は垂れ下がる。

シロツメクサの花。

シロツメクサの葉は小葉が3個の複葉。葉柄は長い。

シロツメクサの冬期の葉。