カラスビシャク
(烏柄杓)
Pinellia ternata
(2010年7月15日 東京都福生市)
サトイモ科ハンゲ属 花期:5〜8月 分布:日本全土
畑の雑草として普通に生える多年草。高さは20〜40cm。葉は小葉3個からなり、1個ないし2個が根性する。花茎は葉より高く、仏炎苞は緑色か紫色を帯びた緑色。付属体は糸状に長く伸び、仏炎苞の外に出て直立する。花柄の途中と小葉の基部にできる珠芽よって増殖する。
カラスビシャクの葉は小葉が3個。小葉は楕円形ないし長楕円形で先が尖る。
小葉の基部にできたカラスビシャクの若い珠芽。