ミヤコグサ(都草)
Lotus corniculatus var. japonicus
(2004年4月29日 神奈川県三浦市・城ヶ島)
マメ科ミヤコグサ属 花期:5〜6月 分布:日本全土

草地などに生えるが海岸でも見かける多年草。昔から日本に自生しているミヤコグサはこの一種だけだが、戦後になってヨーロッパ原産のセイヨウミヤコグサが入り込み、各地に広がっているそうだ。京都で多く見られるので「都草」の名が付いた。花が烏帽子に似ているところから烏帽子草(エボシグサ)の別名もある。

ミヤコグサの葉は、倒卵状楕円形の小葉が5個の複葉。

ミヤコグサの豆果。真っ直ぐな円柱形で若いうちは緑色だが、熟すと茶褐色に変わって2裂し、中の種子を弾き飛ばす。