ウマゴヤシ(馬肥やし)
Medicago polymorpha
(2011年5月8日 岡山県備前市日生町)
マメ科ウマゴヤシ属 花期:3〜5月 分布:ヨーロッパ原産

ヨーロッパ原産の一年草または二年草。高さは10〜60cm。茎は基部が地を這い、上部が斜上する。葉は小葉が3個の複葉。托葉はクシの歯のような深い切れ込みがある。花は黄色で葉腋に数個ずつつく。江戸時代に牧草として渡来し、各地に帰化した。名前は優れた牧草で馬がよく育つことによる。

ウマゴヤシの托葉はクシの歯のような深い切れ込みがある。よく似たコウマゴヤシの托葉は切れ込みがほとんどないので見分けは容易にできる。

ウマゴヤシの花。

馬肥やしの果実は2〜3回らせん状に巻き、先の曲がった刺がある。