セトガヤ(瀬戸茅、背戸茅)
Alopecurus japonicus
(2011年5月8日 岡山県備前市日生町)
イネ科スズメノテッポウ属 花期:5月 分布:本州(関東地方以西)、四国、九州

水田で群生することが多い多年草。高さは25〜60cm。スズメノテッポウに似ていて混生していることも多いが、セトガヤの方が大型。またセトガヤは葯が白色だが、スズメノテッポウは葯が変色して花序が黄褐色に見えるので区別は容易にできる。さらにセトガヤの小穂には長い芒があるが、スズメノテッポウは芒が短くて目立たない。

セトガヤの花序。葯は時間が経過しても白いまま。

セトガヤの小穂には長い芒があって目立つ。