タマノカンアオイ
(多摩の寒葵)
Asarum tamaense
(2011年4月21日 東京都八王子市)
ウマノスズクサ科カンアオイ属 花期:3〜4月 分布:本州(関東地方南部)
丘陵や低山の林内に生える常緑の多年草。茎は地を這い芳香がある。葉は卵状円形ないしは広楕円形で長い柄があり、基部は深い心形。表面に白色ないしは淡緑色の斑紋が現れることが多い。花は暗紫色で萼片の縁は波打つ。名前は東京都の多摩丘陵で発見されたことに因む。
斑紋の現れたタマノカンアオイの葉。
タマノカンアオイの花。直径は3cmほどで萼片の縁が波打つ。