【 ヨウシュチョウセンアサガオ 】
Datura stramonium
 
ナス科チョウセンアサガオ属 花期:8〜9月 分布:帰化植物だが原産地不明

この草が日本に帰化したのは明治初期と言われている。世界最初の全身麻酔による外科手術を成功させた華岡青州が麻酔に用いた「チョウセンアサガオ」と同属。因みに「チョウセンアサガオ」は熱帯アジア原産で、江戸時代に薬用として輸入、栽培され、痛み止めとして用いられた。
【 誤って食べたときの中毒症状 】
チョウセンアサガオの仲間は葉や種子にヒオスチアミン、アトロピン、スコポラミンなどの毒の成分が含まれ、誤って食べると口が渇き、吐き気、呼吸麻痺、心臓麻痺などの症状が現れる。また茎や葉などの汁が目に入ると失明することもあるそうだから要注意。

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