【 ス ズ ラ ン 】
Convallaria keiskei
 
ユリ科スズラン属の多年草 花期:4〜6月 分布:北海道、本州、九州

釣り鐘状の白い花が若い女性に好まれるようだが、全草に猛毒を持つ毒草である。
【 誤って食べたときの中毒症状 】
全草にコンパラトキシンと呼ばれる毒があり、特に根に大量に含まれる。コンパラトキシンは可成りの猛毒で、スズランを生けていた花瓶の水を飲んで死亡した例もあるそうだ。花にも毒があるから、間違っても食べたりしないこと。誤って食べると、吐き気、頭痛、めまい、視覚障害、血圧低下などの症状が現れる。

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