【 ジギタリス 】
Digitalis purpurea
 
ゴマノハグサ科ジギタリス属 花期:6〜8月 分布:ヨーロッパ原産

江戸時代に日本に渡来し、薬用や観賞用に栽培されてきた。花が珍しいので庭に植えられることも多いが、野生化したものも見られるそうだ。 毒草だが、強心薬として用いられる薬草でもある。
【 誤って食べたときの中毒症状 】
全草にジギトキシン、ジゴキシンなどと呼ばれる毒があり、特に葉に大量に含まれる。 誤って食べると、頭痛、吐き気、下痢、視覚異常、不整脈、中枢神経の麻痺、心臓麻痺などの症状が現れる 。薬草のコンフリー(ヒレハリソウ)と葉が似ていて、コンフリーがブームになったときには誤食による事故が起きたとか。猛毒だから要注意。

写真はのばらさんのHP「グリーンノート」より転用させていただきました

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