【 ハマオモト 】
Crinum asiaticum var. japonicum
 
ヒガンバナ科ハマオモト属 花期:7〜9月 分布:本州(関東地方以西)、四国、九州

海岸に咲く夏の花。花は夕方に開く。種子が海流によって運ばれるので海岸に広く分布するが、温暖なところを好むので日本では房総半島が北限。別名がハマユウ(浜木綿)。
【 誤って食べたときの中毒症状 】
全草、特に根(鱗茎)にヒガンバナ科に共通するリコリン(アルカロイド)と呼ばれる毒が含まれる。誤って食べるとよだれが出て、吐き気、下痢、血圧低下、中枢神経の麻痺などの症状が現れる。

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