大 田 区 立
池  上  梅  園
(2007.12.11)

 
池上梅園は池上本門寺の西に位置し、丘陵の斜面等を利用した閑静な庭園です。
 この地は、築地の料亭経営者小倉氏の没後、遺族の意志により、庭園として後世に残すことを条件に(大田区に)譲渡されたものです。
 開園は昭和五十三年八月、面積は八千五百平米(約二千五百坪)です。園内には、大田区の花である梅が約三百七十本あり、初春には芳香を放ち、 白梅を追うかのように紅梅咲きつぎ、例年二月には紅白咲き乱れます。
 また、つつじ約八百株をはじめ、スモモ、栗、柿など五十種五百余本の樹木があり、茶室、庭石、灯ろう、池、苔などの調和を配慮してあります。
(以上、大田区公園課刊行の冊子”大田区立池上梅園”より抜粋)
 
丘の斜面を利用した庭園に、紅梅と白梅がほぼ半々で植えられている。梅の開花期になると訪れる人はかなり多く、休日ともなると行列ができる。 梅の開花期ではなくても、五月頃にはつつじも咲くし、隣接して
池上本門寺と関連の寺社が幾つもあるので、訪れれば見るものは多い。入園料は100円(2004年2月現在)。

 園内には茶室、和室があって利用可能だが、一定の条件が必要。詳しくは大田区公園課、または公園管理事務所に問い合わせのこと。


所 在 地 東京都大田区池上2-2-13
交   通 東急池上線池上駅下車、徒歩20分 (地図を参照)
    JR京浜東北線大森駅下車、バスを利用
       山王口から東急バス(上池上循環外回り)に乗り、
       ”本門寺裏”で下車、徒歩5分 (地図を参照)
問い合せ先 池上梅園(tel 3753-1658)
       池上公園管理事務所(tel 3755-2365)