1998 Round 13 Belgian GP
Qualifying Practice

Last Updated: 98/08/30

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PositionNo.DriverTeamEngineTyresTime
18M.ハッキネンマクラーレンメルセデスBS1:48.682
27D.クルサードマクラーレンメルセデスBS1:48.845
39D.ヒルジョーダン無限ホンダGY1:49.728
43M.シューマッハフェラーリフェラーリGY1:50.027
54E.アーバインフェラーリフェラーリGY1:50.189
61J.ヴィルヌーブウィリアムズメカクロームGY1:50.204
75G.フィジケラベネトンメカクロームBS1:50.462
810R.シューマッハジョーダン無限ホンダGY1:50.501
92H−H.フレンツェンウィリアムズメカクロームGY1:50.686
1014J.アレジザウバーペトロナスGY1:51.189
116A.ウルツベネトンメカクロームBS1:51.648
1215J.ハーバートザウバーペトロナスGY1:51.851
1312J.トゥルーリプロストプジョーBS1:52.572
1418R.バリチェロスチュワートフォードBS1:52.670
1511O.パニスプロストプジョーBS1:52.784
1616P.ディニースアローズアローズBS1:53.037
1719J.フェルスタッペンスチュワートフォードBS1:53.149
1817M.サロアローズアローズBS1:53.207
1921高木虎之介ティレルフォードGY1:53.237
2020R.ロセットティレルフォードGY1:54.850
2122中野信治ミナルディフォードBS1:55.084
2223E.トゥエロミナルディフォードBS1:55.520



ハッキネン、今期9度目のポール獲得!

 1998年F1第13戦ベルギーグランプリの予選が8月29日(土)、スパ・フランコルシャン・サーキットで行われ、M.ハッキネン(マクラーレン・メルセデス)が今期9度目となるポールポジションを獲得した。

 今回のテレビ解説に"ドリキン"土屋圭一氏が出演していたんだけど、ルマンのテストで走ったことがあるスパのコース紹介では「恐い!、恐い!」の連発であまり解説になっていなかったんだけど、ハッキネンが1分48秒台に突入したラップの車載カメラ映像とそのエンジン音で、今度は「踏んでるー」「全開だよ」の連発。しかし、スパの車載映像はいつも迫力があるんだけど、ハッキネンの走りとその「踏んでるー」がマッチして鳥肌が立つくらい興奮させられた。

 やはり、このダイナミックでテクニカルなコースではマクラーレンの安定感・速さが光る。そこにヒルが3番手に食い込む健闘。4位シューマッハはベストタイムをイエローフラッグ無視の違反で無効とされてしまったが、それを上回るタイムで文句無しの3位は無限ホンダエンジンのパワーアップがかなり貢献しているようだ。ここ何戦か前半戦のトラブル続きが嘘のように安定してきているので、結果が期待できそう。

 フェラーリはドイツで失敗したロング・ホイールベース仕様のマシンを再投入。今回はアーバインにも用意されたのだが、2人ともどうも乗り難そうで、マシンの挙動不信がはっきりわかる。マクラーレンにおよばないのはしょうがないにしても、ヒルにも前に行かれたのはチャンピオン争いでは不利になるだろう。

 すばらしいファイトを見せてくれたのがヴィルヌーブ。金曜日にオールージュ出口で大クラッシュしていながら、フェラーリ以上に挙動不信のマシンと"大格闘"を演じ、それを押え込む走りはかなりリスキー。タイム的には6番手だけど、その勇気には鳥肌が立つばかり・・・。

 今年から予選が見られるようになり、毎回決勝レースにはない「一発の速さ」の迫力を楽しんでいて、その中でも今回のスパを一番期待していたんだけど、その期待を裏切らず、最初から最後までホント鳥肌が立ちっぱなしだった。欲を言えば、オールージュを駆け抜ける車載カメラの映像がなかったのがチョット残念だったなー。


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