1.XANTHUS (KAWASAKI)
7km離れた高校に3年間雨の日も雪の日も自転車で通い続けたためか(また、50ccのミッションに乗せてもらったりもしたため),バイクに乗ろうと大学1年生の時に中型自動二輪免許を取得した。(教習車はVFRで,雨の日の教習の時に1回だけ転けてしまった。自動車と同時教習をしており、さらにバイトや学校のテストが重なったためとても苦しかった。
念願のバイクは大学の友人2人とレッドバロンで購入。レッドバロンを選択したのは全国に店舗が有り,ツーリングなどで遠出したときなどにトラブルがあっても困らないであろうと考えたからである。自分はKAWASAKIのザンザス(赤)というネイキッドに決めた。

当時,出たばかりの新車で水冷4ストローク4気筒/DOHC16バルブエンジン(ZXRのエンジンを中低速強化)を積み,片側2本出しのマフラー,威嚇するようなケツの上がりなどあまり見かけないフォームであった。馬力は当時規制がかかったばかりの53psと他の400ccより低くなっていたのは残念であった。他の候補としてKAWASAKIのゼファーを考えていたが,バイクで九州まで帰る予定だったため空冷,低馬力はあまり向かないと思い、ネイキッドでレプリカエンジンを積んだザンザスに絞り込んだ。一緒に購入した2人はそれぞれHONDAのVFR(400cc),KAWASAKIのZZR(400cc)であった。
九州へ帰る前に慣らし運転のためNSRとジェイドを加えた5台で伊豆半島の先までツーリングに出た。伊豆スカイラインはとても走りやすく,景色も最高であった。海の色もこの辺とは全く違っていた。ツーリング途中色々とアクシデントがあったもののとても印象深いツーリングであった。九州まで帰るには体力が必要であろうと考え夜走り込みをした。平成4年8月ジール,CBR,ザンザス,VFR,ZZR,ジェイドの計6台で関西,九州を目指した。早朝,訓大の正門で集合し何回か恐い思いをしながら浜松から高速に乗った。夏の暑いときでヘルメットの中はかなり温度が高くなっていた。そのため,高速道路では昼の熱いときには日陰で昼寝をして走るような計画でいった。夜,名神はトラックばかりでとても走りにくかった。1日目は大阪までたどり着きそこのパーキングエリアの椅子で一泊した。2日目は一気に北九州の自分の家までたどり着いた。そこでCBR,VFR,ジェイドの3人を自分の家に泊めた。ところが次の日早朝CBR,ジェイドは姿を消していた。2人はもう帰ったのかと部屋を覗くとまだぐっすり寝ていた。"盗難にあった”のだ。後に,族車として発見されたが,その時は見つからず2人は電車で帰っていった。
2.FEATHER (YAMAHA)
ところでバイクをもう一台所有していたのだが,いつの間にか姿を消していた。 このバイクはYAMAHAのフェザー(250cc)で排気音がとても良かった。実は事故を起こしたものを譲り受けた。(正確には焼肉一回で・・・)フロントはグシャグシャになっていた。カウルなどは直したのだが,点火用コイルの故障を直すのにかなりお金がかかるため修理せずに乗っていた。調子の悪いときは3発や2発になり低速が全く出なくなることがよく起こった。発進で高校生のゲンチャリに負けたこともあった。また、足回りもダメで交差点を曲がっているとき横断歩道の上でそのまま倒した方に倒れバイクに引きずられた。手足は血だらけ,ジーパンはボロボロになった。

3.R1-Z (YAMAHA)
つくばに引っ越した当初はザンザスに乗っていたが、そろそろ飽きがきていたことと車検があること、それほど頻繁に乗らないなどの理由から250ccに乗り換えるために3代目について考えた。250ccなら2ストマシーンが良いと考え、上野のバイク街でNSRを探しまわった。しかしながらNSRは、ほとんどなくあっても中古で40万を超えていた。(予算をかなりオーバ)ショップの人と話す機会がありいろいろ聞くと、NSRはほとんど入ってこないということであった。'90〜'92年式は規制が入る前のフルパワーモデルで人気が大変あり入ってきても直ぐ売れてしまうそうである。その後のモデルは人気が落ち売れないのであまり買い取らないということであった。2ストマシーンに乗り換えたいが、2ストマシーンは初心者であるということを言うと、YAMAHAのR1-Zをすすめられた。やはり、2ストマシーンは扱いが難しいらしく構造・取り扱いが楽な方が初めてなら良いのではということだった。実際、中古のマシーン(ホワイトカラー)を見て気に入った。また、フルパワーモデルで4000kmしか走っておらずエンジンは新品同様であった。さらにブラックモデルを見せてもらい、エンジンを掛け、またがってみた。ホーネットに比べても、きゃしゃな感じであった。カウルは付いておらずネイキットであるが、ポジションはレプリカのようであった。中古のブラックモデルが大変気に入り、ザンザスを下取りに出した後購入した。上野へR1-Zを取りに行きその帰りに、高速道路でその感じをつかんだ。1. 7000回転からパワーバンドに入り強烈な加速をする。 2. 気付いたらレッドゾーンまで回っており、大変よく回るエンジンだと思った。 4. 横風が強かったけれども最高**0km出してもハンドルのぶれはなく直進性がしっかりしている。 5. 軽い。6. エンジンスタートはキックになったのですこし面倒。
