勇者ゆたはち   冒険メモ

第29話   鳥人間コンテスト(超ベタ)

今日も必要以上に話が進みまくり。どうなっちゃってんの? (何が)

闇の世界ってゆーか裏の世界ってゆーか、分かりやすく言うと白黒の世界で、ゆたはち一行はレティスに会うため、闇のレティシア村の近くにある巨大止まり木へ向かった。到着したとたん、いきなり神鳥レティスが襲いかかってきた。こうなったら神も仏もあるものか(それ言い過ぎ)。

あっという間に完勝。予想通りレティスは「あなたがたを試すための戦いでした」なんて言っちゃって。こういう展開はもう使い古されちゃってるよね。他に良い手は無いかな。自ら善の心を封印していたのが、勇者たちとの戦いで善の心を取り戻すとか。これもありがちか。あるいは自分をだますために薬物を大量に摂取して、勇者たちとの戦いで薬物中毒を克服するとか。現代社会の縮図か。

なぜ神鳥であるレティスが村を襲ったりしたのか。実は近くに自分の巣があるのだが、卵を魔物に“人質”(卵質?)として取られてしまい、それを守るため仕方なく魔物の言うことを聞き村を襲ったんだとか。だらしねーなー

その魔物(妖魔ゲモンという名前らしい)は頂上の巣にいる。ゆたはちたちを頂上まで案内してしまうと敵に気配を悟られてしまうので、麓まで案内できない。後は自分で登山して、自分の代わりに魔物を倒してほしい、ということらしい。重ね重ねだらしねーなー

巨大なレティスにわしづかみにされて、一行は山の麓に到着した。レティスは「いつでも声をかけてくれれば下山をお手伝いします」なんて恩着せがましいことを言うが、わしらルーラを使えば一発で帰れるんじゃい(誰)。それよりもっと高いところまで連れて行ってくれ。歩くの面倒くさいー(わがまま言うな)。

山の麓には洞窟への入り口がぽっかり口を開けて待っているではないか。お約束の展開だなあ。さっそく洞窟へ。けっこう白黒の3Dダンジョンって道が分かりづらくてスリリング。モンスターだってどんなデザインだか分からないやつもいるしね。とにかく前へ前へ。

かなり上まで進んだところで、ヤンガスの特技「盗賊の鼻」を発動。宝箱があとひとつだけ残っているという。よし、お宝をゲットしたら中ボス攻略だーと思いつつ、気が付いたら妖魔ゲモンの目前に到着してしまった。ああ、さっきの道をあっちに曲がれば良かったのかなどと反省しつつ、ついつい目の前のモンスターに声をかけてしまうゆたはち。戦闘突入〜。

意外なほどあっけなく勝利したものの、さすが妖魔ゲモンは中ボスを名乗るだけのことはある。何と奴はレティスの卵もろとも自爆しやがった!! 敵ながらあっぱれ(誉めるな)。

そこへレティスがやってきた。可愛いベイビーは哀れ木っ端みじん....と思いきや、何とレティス・ベイビーの魂が話しかけてきたではないか。何とドラマティック。ドラマティック・レインは稲垣潤一(若い読者はついてこられない領域)。

実体はなくとも魂は生き続ける。ベイビーの魂とゆたはちの肉体があれば、きっと空を飛べるはず。うーん。良い話なんだか無理矢理な展開なんだか、実に紙一重で微妙な展開。でもちょっと感動したのもこれまた事実。人間って複雑。そこがステキ(強調不要)。

神鳥の魂を手に入れた一行は光の世界に戻り、さっそく大空へ飛び立ってみるのであった。「ドラクエ」は「3」以降、必ずと言って良いほど大空を飛ぶイベントがあるんだけど、いっつも感動しちゃうんだよねえ。今回も超感動。さー、今まで行けなかった、あーんなところやこーんなところへ行くぞー。って、だから冒険はどうした。

1人で建設中の塔があって(名前失念)、その北に鳥でないと行けない高台というか山があるんだけど、そこって実はスライム王国なのだ。山の中をうろうろふらふらしていても、出会うのはすべてスライム系のみ。スライムフェチにはたまらん観光スポッツ(複数形?)になっております。その山中に宝箱があり「はおうのオノ」というアイテムが手に入ったんだけど、「はおう」って何? 覇王? 破王? Kill the King?

聖地ゴルドの丘の上というスポッツ(また複数形?)もある。ここには珍種サイクロプスなんかも出てくる。もちろんゴールドマンも出てくるのでオススメ。

あ、そうそう。ついにゼシカが「ハッスルダンス」という特技を体得した。これがもう最高。マラカス持ってんだよ、マラカス。装備品にも袋の中にもないのに、唐突にマラカスを取り出して踊り始めるのだ。意味もなく毎ターン踊らせちゃおうかな(本当に無意味)。

じゃ、今日も最後に【備忘メモ】を。



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