勇者ゆたえると七人の侍(誤)
●第28話●
ミネア六三郎(長唄)


 ご無沙汰でございました。ってゆーか3週間もどうしてたのさ、連絡もよこさないで(お前が言うな)。更新したいのはマウンテンマウンテンだったのですが、あれやこれやどれやそれやの大騒ぎで(何なんだ)、とてもそんな余裕はないのでありました。さーて、今回の冒険日記はどうしようか? (聞くなよ)


 ミネアでございます。申し訳ございません(なぜ謝る)。

 わたくしどもは無事に勇者様とお会いすることができました。これも天の思し召し。ナンミョーホーレンゲーキョー(唱えるな)。勇者様、マーニャ、そしてわたくしの3人は、エンドールの町で情報を集め、次の目的地を模索していたのでございます。さすがエンドールほどの町ともなりますと、様々な国から様々な人が集まってまいります。それにともない様々な情報も集まってくるのでございます。

 去る御仁からは「ブランカの東に大きな砂漠があり、その先の南には船を売っている港町が」という情報を得ました。また他の方からは「トルネコという男が東の砂漠を越えたらしい」とおっしゃっておりました。ということは何でもいいから砂漠へ行けということなのでしょうか。

 皆様ご承知の通り、我らが勇者様はいささかへそ曲がりなところがございます。わたくしが「行き先は勇者さまがお決め下さい。だども(なぜ訛る)東はどうでしょう」とやんわり誘導しても、東には行かず唐突に北上し始めたのでございます。びっくらたまげた

 1〜2日ほどかけて、わたくしどもはレイクナバという小さな村に到着しました。なぜ勇者様は予定調和的なルートを進まず、このような小さな村に立ち寄ったのでございましょう。しかも武器屋を訪れて「やっぱ破邪の剣は置いてないか、いやまいったなあ」とか、小さな一軒家の前で番をする犬を見て「こいつはあの犬っころだな、いやまいったなあ」などと、独り言をつぶやきながらにやにや笑い出すではありませんか。ってゆーかキモい、みたいな? (それはマーニャの芸風です)

 村では旅の指針となるような情報を得られませんでした。わたくしどもは、というよりも勇者様は、村を出て、村の北にある洞窟へ向かいました。わたくしとマーニャは、ただただ勇者様について行くだけでございます。

 勇者様はインディ・ジョーンズ風トラップに満ちたダンジョンを涼しい顔でくぐり抜けますと、鉄の金庫なるアイテムを手に入れました。説明によるとこの金庫は「全滅しても金が減らなかった」(過去形)というもののようです。
※プレステ版第5章で鉄の金庫を手に入れるとこのメッセージが表示されます

 勇者様は手に入れた鉄の金庫を袋に入れますと、満足そうに洞窟を脱け出しました。わたくしどもはブランカを越え、東の砂漠へ向かうのでありました。


 今回もイラストを描く時間がありませんでした。思いきって休んじゃう? (だから聞くなって)

 ということで次回もみんなで一緒に冒険しましょう。

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