勇者ゆたえると七人の侍(誤)
●第9話●
横浜アリーナ(ひねりなし)


 週刊ペースに逆戻りしてしまった(悪いことか)冒険日記でございます。実はもう何ヶ月もプレステに触っていなくて、今は自分の記したメモと記憶だけを頼りに日記を書いています。思い出づくりです(誤)。さあ、今回もご陽気に。


 あたしアリーナおほほ〜、あんたバカね〜(by アホの坂田)。

 垂直落下式ブレインバスターからストラングルホールドγという流れるような攻撃でカメレオンみたいな顔の魔物をやっつけた後、あたしたちは呪いの解けたテンペの村へ戻ってみたの。久しぶりに大暴れできて楽しかったなあ。クリフトは腰が引けちゃってるし、ブライは疲れで瞳孔が開いちゃった(危険です)みたいだけど、あたしはまだまだ大丈夫。あと2ラウンドは行ける、って感じ。

 村のおじいさんが「力試しの旅をしているなら東の国エンドールで開かれている武術大会に出てみなされ」と教えてくれた。これは大収穫。その大会に出れば合法的に暴力を振るえるってわけね(誤)。行きたい行きたい!!

 あたしたちは村の宿屋で仮眠を取って、そのまま村を出ることにしたの。アドレナリンが逆流しちゃって、おちおち眠ってもいられなかったんだけどね。あ、でもクリフトブライはベッドに入った途端、深い眠りに落ちちゃったわ。ブライなんか途中で呼吸が止まっちゃうんだもん。おっかしいの(だから危険です)。

 あっさりフレノールの村に到着。移動の途中でマッチョな山賊とか辻斬りとかに出会えば、わくわくどきどきしたんだけど。

 村に着いて、まずあたしたちの目に入ったのは、宿屋の前に群がる野次馬の姿。話を聞いてみると「サントハイムの姫が宿屋に泊まってる」ですって。みんながあたしの正体に気付いていないのは嬉しいけど、じゃあ宿屋に泊まっているのは誰? あたしのニセモノってこと? あるいはあたしがニセモノ? (誤)

 とにかく、その“自称お姫様”がどんな人か見てみたいので、あたしたちは宿屋の2階を覗くことにしたの。もちろん「覗く」といっても、窓ガラスをちょっとだけ開けて中を見ちゃうとか、ビデオカメラをローアングルから撮影しちゃうとか、そういうことじゃないんだけど。

 階段を上りきって角を曲がると、廊下の突き当たりに人がたくさんいて、何やらトラブルの匂いが。くんくん(嗅ぐな)。

 大変!! 上半身真っ裸の悪人が“自称お姫様”を羽交い締めにしている!! こんな悪い奴になら、何をしたって正当防衛で済むはず。よーし、まずはヒンズー・スクワットで準備体操を.....(時間がありません)。

 「村の宝である黄金の腕輪を持ってこないと人質の命はないぞ」なんて説明的な捨て台詞を残して、悪人は女の子と一緒に宿屋を出ようとしたの。もう黙って見ていられない。今すぐトップロープからムーンサルト・プレスをお見舞いしなきゃ。えーと、トップロープはどこ? (ありません)

 そんなことをしている間に犯人は人質を連れてどこかへ消えちゃった。残された人たちは「姫の命を救うには逃がすしかなかった」みたいなことを言ってるけど、それってただの言い訳じゃない? あるいは、もしかして、あたし以外全員グル?

 宿屋を飛び出して後を追いかけようと思ったんだけど、“自称お姫様”に付いていた“神官もどき”はぶっ倒れてるし“なんちゃって魔法使い”は疲弊しきってヘロヘロだし、とりあえず2人を介抱することにした。

 結局、身代金代わりに黄金の腕輪を渡さないとダメみたい。でも、村の人に話を聞いてびっくり。争い事が絶えないので黄金の腕輪は南の洞窟に封印したんだって。余計なことすんなっつーんだよ、コノヤロー(アリーナはお姫様です)。

 でも....このイベントを無視しても話は進められるのかしら(にやり)。(笑うな)


 最後にダークアリーナが顔を出したところで、今日の冒険日記はおしまいです。(イラストなくてごめん)

 ということで次回もみんなで一緒に冒険しましょう。

第10話へ


「勇者ゆたえると七人の侍(誤)」目次に戻る

「今日のドラクエ」目次に戻る