勇者ゆたえると七人の侍(誤)
●第2話●
らいあんはーと


 怒涛の快進撃(うそ)を見せる超リニューアル冒険日記(内部的な話)でございます。ってゆーか、ご無沙汰。実際の話、ライアンの章ではストーリー以外の遊べる部分が少ないんですが、そこはおれさまの腕前で盛り上がりまくりの冒険日記にしてみせちゃうっつーの。ああ、そうしちゃうともさ(なぜか逆ギレ)。でも....つまんなかったらごめん(素直)。


 さらに城の周囲で魔物退治を敢行したおかげで、少しだけ身持ちが良くなったそれがしは、さっそく「きのぼうし」を買い入れ、いよいよ城を離れることにしたでござるよ。目指すはイムルの村。

 最初の難関はイムルへの洞窟でござるが、それがしは「天守閣」「ンフー」「ワナ道大会」「究極の土」を攻略したシレンジャーであるゆえ、こんなちょこざいな洞窟はお手のものなのでござる。(註:編集長はまだまだ「シレンGB2」にハマッています)

 弱っちい敵をばっさばっさと血祭りに上げながらダンジョンの奥へ向かって行くと、顔見知りの兵士にばったり出会ったでござる。

「おおライアン。私もこれからイムルの村に行くところなのだ」

 それがしの手柄をこのような下級戦士に取られては末代までの恥。誰も見ていないこの場で叩っ斬るという手もござろうが、仲間殺しの汚名を着せられては台無しなので、まずは我慢我慢。

 ダンジョンを抜けると、北西(左上)にいかにもあやしげな塔が。塔はお堀に囲まれており、どこから入れば良いのか見当がつかないでござる。謎が謎を呼ぶRPGチックな展開にわくわくどきどきでござる。お茶の間はくぎ付けでござる。猫まっしぐらでござる(得意技)。そして北東(右上)に小さな村が見える。あそこがイムルの村でござるな。

 イムルの村で子供たちが忽然と姿を消してしまうという「幼児連続失踪事件」が起きており、その捜査をするためにわれわれ王宮戦士がわざわざかような片田舎にまで足を伸ばしたのでござる。特別手当がほしいでござる。できれば出張費と宿泊費は分けてほしいでござる。もちろん帰りはタクシーチケットも出してほしいでござる(超サラリーマン)。

 事件に巻き込まれたのは、宿屋の子供ププルらしい。一発屋の夫婦デュオがいたが、あれはル・クプルでござる(関係なし)。さっそく周辺捜査をするでござる。捜査の基本は聞き込みでござる。靴の底をすり減らすのが刑事の鉄則でござる(誰が刑事だ)。

 聞くところによると、道具屋の息子も消えたようだ。これは奇怪な。あるいは面妖な。はたまた摩訶不思議な。さらに夜になるのを待って、昼間には聞けなかった情報を収集。大体の情報が集まったので、頭脳労働の後は肉体労働でござる。村周辺での戦いに備えるため、防具屋で「かわのたて」を売り「うろこのたて」を購入。領収書の宛名は「バトランド城」、但し書きは「品代として」で頼むでござる。


ありがちな光景

 しばらく戦いに明け暮れた後、再び聞き込み捜査でござる。流れるような展開でござる。様式美でござる(誤)。

 人々の話を聞いていくうちに、1人の男が事件の鍵を握っているらしいことが分かったでござる。パンを盗んで牢屋に入れられている男。記憶をなくして子供のようになってしまっている。よほど恐ろしい目に遭ったのでござろう。そういえばバトランドの城下町で夫がいなくなったと困り果てている若妻がいたような。

 夜の聞き込み(別に変な意味ではござらん)(何が)により、地下牢に幽閉されている人物はアレクスという名前であることが判明した。これはいったんバトランドに戻り、奥方に話しを聞いてみるでござるよ。

 あやしげな塔をにらみつつ、再びダンジョンへ。あの塔は周りをお堀のようなもので囲まれていて、入り口が見えない。一体どうやって入れば良いのか。

 すでに目をつぶっていてでも通れるようになったダンジョンで、またまた例の兵士に出会ったでござる。

「困ったぞ....。どうやら道に迷ったらしい....」

 何事もなかったようにダンジョンを後にして(無視すんなよ)、それがしはバトランドの城下町に戻ってきたでござる。防具屋で「どうのつるぎ」を下取りに出し、「いばらのむち」を購入。バトランドであれば購入申請書を提出したり領収書をもらったりする必要がなく楽なのだが、あいにく強い武器・防具は売っていないでござる。

 まずは王様に現状をご報告し、その後、アレクスの奥方に話を聞いてみるでござるが、それはまた次回でござる。今日はこれにてごめん。


 久々の更新、どうでした? 面白かったですか? つまらなかったですか? 最高ですか? (質問攻め)

 ということで次回もみんなで一緒に冒険しましょう。

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