勇者ゆたんぽの冒険
●第66話●


 無謀にも冒険を再開してしまった玉緒が行くパーティーの次なる目的地はノアニール。世界平和を優先させてしまったため(よく言った)おざなりにされてしまった地方である。
 相変わらず人間嫌いなエルフの里夢見るルビーを返し、目覚めの粉をちょうだいする。よし。これで村の人々を目覚めさせることが出来るぞ。

 ノアニールに取って返し、早速目覚めの粉発動!! 村の人々が活動を再開し始めた。

 しかし....

 今となってはこんな村、目覚めようが目覚めまいがどーでも良いのだ(極悪)。素敵なアイテムが手に入るわけでもなく、特別なイベントが起こるわけでもなく、ただ3年寝太郎軍団(何ちゅーネーミングだ)が起きた、というそれだけのこと。無理に起こすこと無かったな

 夢見るルビーといえば、ほしのが魔封じの杖と間違えて、よく金縛りにあっていたっけ(笑)。モンスターの攻撃を封じるはずが、自分の自由を封じたりして、結構イライラさせられた(自分でやっといて....)。

 続いて一行が目指したところは海賊のアジト「勇者ゆたかの普通の冒険」では経験できない、女同士の飲み会があるのだ。

 おかしらとテーブルを挟んで酒を酌み交わす。(あれ? ゆたんぽってまだ未成年じゃ....)

あんたも あたい みたいに
男には ぜったい 負けないって
思ってるのかい?
  はい
ふうん… いがいだね。ゆたんぽは
てっきり ただの セクシーギャル
ってカンジだと 思っていたけど。
それとも これからは
あたい みたいな 生き方を
したいってわけ かい?
  いいえ
あんた まさか 色気で…とか
そんなこと 考えているのかい?
  はい
あっはっは! おもしろい!
あんたも たいした
セクシーギャル だね。

 セクシーギャルって、普通の会話に使う言葉だったんだあ。知らなかった。

 ところで....ゆたんぽたちはオーブを手に入れる時、海賊たちに会わないように昼間アジトに潜入したのだ。つまりおかしらやその手下たちに会うのは今回が初めて。それなのに、奴ら、結構フレンドリーに接してくれたなあ。実は良い人たちなのかも知れない(^^;)。


 またまた祝電mailを頂戴しました。長嶋昭憲さん、ありがとうございました。

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