勇者ゆたすけの冒険
●第51章●
「ハーゴンの呪い」


 年末とクライマックスを同時に控え、編集長の頭脳は最終回に向けてフル回転でバターになっちゃう(ダメじゃん)。さあ、行くわよ!! (なぜオネエ言葉....)


旅びとの 宿屋へ ようこそ。
ひとばん 90ゴールドですが
お泊まりに なりますか?
  マッサージつきか? それと鍵付き貸切露天風呂も
んなもん ありません。
 ベラヌールの町に到着した3人は、明日からの冒険に備え、早い時間に宿屋にチェックインした。ゆたすけおやじギャグを聞いても、もはや誰も驚かない。勇者ゆたすけの評判はすでに世界中に知れ渡っていたのだ。

 ベラヌールの町に着くまでの間、夜の寒い雪道を歩いて来た3人は、すっかり身体が冷え切っていた(前回の冒険日記参照)。すべり台付きの大浴場で体を温めた一行は、温もりが逃げない内にベッドに潜り込んだ。

 そして、翌朝。

おはようございます。ゆうべは
よく おやすみでしたね。
ところで もうひとり
おつれの方は?
  あ、りんご君がいない(早く気付けよ)
もしかして ご病気では?
それならば 元気になられるまで
おあずかりしますが…。
  ぼくのりんご君に何をする気だ!!
なにも しませんって。
 ゆたすけおさえ突き飛ばし(恋は盲目)、慌てて部屋へ引き返した。

か からだが 動かない…。
どうやら ハーゴンが ぼくに
呪いを かけているらしい。
しかし やられたのが
ぼくひとりで よかった……。
  おさえ1人の方が良かったよ〜
たぶん ぼくは もう だめだ。
さあ ぼくに かまわず
行ってくれっ! ううっ…。
 そんなあ。君なしで冒険なんかできないよお。君が元気になるまで冒険を中断するよお。君が元気になるまでずーっとそばで看病してるよお。本当だよお。大変だよお(欽ちゃん?)

 意外と女々しい(笑)ゆたすけの背後、部屋のドアの向こう側で、おさえが温泉饅頭を食べながら中の様子をうかがっていた。


 わーお、オリーブ、何てこったーい(今や誰も口にしないフレーズ)。りんご君がダウンしちゃいました!! 冒険はどうなっちゃうの? (聞くな)

 ということで、は本当に世界を救えるのか!? 次回をお楽しみに....。

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