勇者ゆたすけの冒険
●第42章●
「それは大人が行くところ」


 大変長らくおまんたせいたしました(死語で始まる衝撃的なオープニング)。皆さんお待ち兼ねの「愛の冒険日記」がいよいよ復活です!! みんな、待ち過ぎて首長族になっちゃった? 首が長ければ長いほど美人なんだよね(無関係の与太話)。


 前回おさえのおかげでキラータイガーエンリケをいとも簡単に手なずけてしまった一行は、王様の前であたしを誉めてタイムの真っ最中。

あっぱれ! あっぱれ!
みごとな 戦いぶりであった!
  だから戦ってないって
わしからの ほうびじゃ。
月の紋章を あたえよう。
そちたちの かつやくを
期待しておるぞ!
 何だか分かんないけど、とにかく月の紋章げっちゅーにーぢゅーうぉんちゅー(言やあ良いってもんじゃないっすね)。一行は、まるでゲーム1本をプレイし終えたような満足感を抱きつつ、船で大海原を進み始めたわけよ(桃井かおり風)。(なぜ)

 北へ。ゆたすけは、いったん自分の故郷であるローレシアへ戻ることを提案し議会の承認を受けた。一方、通商連合はさらに勢力を広めるため、中立の立場を表明していた惑星ナブーに大量の兵力を投入し、都市部の制圧を試みたが....って、「スター・ウォーズ」のオープニングじゃないんだから(知らない人にはよく分からないボケ)。まあ、その、要するに(志村喬の声で読んでね)、一行はローレシアへ向かうことにした。

 デルコンダルを出てひたすら北上すること三昼夜(フォンドボーか)、一行は思いもかけず祠(ほこら)が1つあるだけの小さな小さな島を偶然見つけてしまった。しまった(何が)。

 3人はその島に上陸し祠に入ってみたのだが、まだ時期が早すぎた(専門用語で言うところ「スイッチが入っていない」)ようで、何とも厳かな雰囲気なんだけれど誰もいないし何もないし何事も起こらない。「まだこの2人には早かったか」と思わずにはいられないゆたすけだった(自分はどうなのだ)。

 さらに北上することしばし、船は懐かしいローレシアの大地に到着した。さっそく城に入ると、懐かしい顔あの顔この顔どんな顔?(聞くな)が勢揃い。3人は王様の御前に。

おお ムーンブルクの
おさえ王女 ではないか!
心配しておったのだぞ。
お父上や 城の者たちのことは
まことに 残念だったが
そなただけでも 無事でよかった!
これから このわしが
おさえの 父親がわりじゃ。
こまったことが あったら
いつでも わしに いうのだぞ!
おさえパパ、マンション買って」
ゆたすけ「えー、じゃ、あたしはミンクのコートぉ
りんご「2人ともお約束すぎるって....」

 コテコテの展開を見せてすっかり満足した3人は(満足すんな)、さらに船で北上し、ローレシアのはるか北の島にある祠に到着した。中には神父が1人。

ここは お告げ所。
邪神の像を 手に いれられ
たかな?
  それ、食えるのか?
邪神の像は 海のまん中
深き 洞くつに 眠る!
月のかけらを 持つものだけが
その 洞くつに入れると 聞く。
テパの村を たずねられよ。
  ヘパ? (ちゃんと聞いてろよ)
 とっても冒険日記っぽい展開に満足しつつ、3人はさらに北へ進み、小さな町が1つあるだけの小さな小さな島(ローレシアの旅の扉から行ける祠のすぐ近くにあった島)に到着した。


 うわー、何だか完全復活って感じぃ? (聞くな)

 ということで、は本当に世界を救えるのか!? 次回をお楽しみに....。

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