勇者ゆたすけの冒険
●第4章●
「リリザの町で見たものは....」


 城内の描写だけで10章ぐらい引っ張るんじゃないかという大方の予想を裏切り、第3章で早くも冒険の旅に出てしまった(しまったじゃないっちゅーの)勇者ゆたすけ。今回も冒険そのものは順調に進んでいるようです。


 それにしても(いきなりモノローグから始まる斬新な手法).... ムーンブルク美しい王女というのは非常に楽しみなんだけど、サマルトリアの若き王子っていうのはちょっと気に入らないな。そいつがぼくより格好良くて(そんなことないだろうけど)、ぼくよりも勇敢で(それも大丈夫だろうけど)、ぼくよりも料理の腕前が上だったら(これはあるかも).... やっぱり問題あるよなあ。

 これがぼくと美しい王女の2人だけなら問題ないんだ。美しい王女がピンチに陥ったとき(そうならなかったら、そういうシチュエーションを作っちゃえ)、ぼくが100万バーツの笑顔(バーツ?)を見せながら手を差し伸べて「ぼくがついているから安心して下さい」「まあ、頼もしいわ。あたし、ゆたすけさんにメロメロよ。うーん、げっちゅー(意味不明)」とか言っちゃったりなんかしちゃったりしてえ(広川Part2)。

 ということは.... これはサマルトリアの王子なんか無視して1人でムーンブルクを目指した方が良いのかも。

 妄想劇場が暴走を続けている間にゆたすけは早くも第1の目的地であるリリザの町に着いていた(良い展開だなあ)。あ、女の子だ。声かけちゃえ(軽薄)。

うわさでは ローレシア
王子様が ハーゴンせいばつの
旅に 出たらしいわよ。
え? あなたが
その王子さま ですって?
  君、可愛いな(質問に答えてない)
やだー からかわないでっ!

 はっ、いかんいかん。ぼくはムーンブルク美しい王女(しつこいな)とに落ちることになってるんだった(いつから)。こんな下賎の女に翻弄されている場合じゃない。

 さらにゆたすけは町の住民の話を聞くことにした。あ、あんなところに子供たちがいる。おーい、何か用か?(自分から声かけたくせに....)

あたしたち デート中なの。
ジャマしないでねっ。

がーんっ  がーんっ  がーんっ  がーんっ  がーんっ  がーんっ  がーんっ

 こんな子供でさえしてるというのに、ぼくは.... ぼくは....。


 凄いショックだったみたいですね(笑)。それはともかく、ゆたすけは本当にサマルトリアの王子を無視して1人でムーンブルクを目指すんでしょうか? いよいよ盛り上がってまいりましたね(そうか?)。

 ということで、は本当に世界を救えるのか!? 次回をお楽しみに....。

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