アヴェイロとCPローカル線

最終更新日:2000年07月25日

商都ポルトと首都リスボンを結ぶ国鉄(CP)幹線の、エスピーニョからアヴェイロまではローカル列車でおよそ40分。この両駅の間にはもう一つ、狭軌(1000mm)のローカル線が結んでいる。こちらを回ると、途中のセルナダ・ド・ヴォウガでの乗り換え時間を含め、およそ4時間の旅になる。
ガタガタ横揺れの凄まじい気動車は、くねくねと曲がったレールの上を一生懸命走り、内陸の小さな町々を巡る。何だかポルトガル的で、素敵な旅だった。

アヴェイロは中央に運河が走る街。運河には、モリセイロと呼ばれる小船が、今はディスプレイとして浮かべられている。


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ローカル駅にて
CP狭軌線のセルナダ・ド・ヴォウガ駅。エスピーニョから来た列車とアヴェイロから来た列車はここで合流する。駅には車庫があり、多くの気動車で賑わう。
アヴェイロからの路線は、かつてはさらに内陸部の都市ヴィゼウまで伸びていたが、今は廃線になってしまった。
2000.06 Sernada do Vouga, Portugal
入れ替え作業
セルナダ・ド・ヴォウガの構内で、気動車の入れ替え作業をする光景。
2000.06 Sernada do Vouga, Portugal
運河沿いの町並み
アヴェイロの中央運河に沿った町並み。運河にはモリセイロが浮かぶ。
2000.06 Aveiro, Portugal
H.デルガード広場から運河を望む
街の中心、H.デルガード広場は中央運河の橋の上。
2000.06 Aveiro, Portugal

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