鳳来湖の岩場を愛するクライマーの会

更新日2000年811


■本会発足までのいきさつ



「岡崎教育林立ち入り禁止」の一報を聞いたとき、
どうしてこんなことになってしまったのだろう?と
改めて、鳳来湖の岩場でのクライミングを考え直してみました。

今まで私は、クライミングが地元の方にどう映るか考えてきただろうか?
また、地元の方に対してきちんとした配慮をしていただろうか?
このすばらしい岩場を守り、育てていく努力をしていただろうか?
何も考えず、楽しく登っていただけではなかっただろうかーーー

クライマーの立場から言えば、鳳来湖の岩場は世界に出しても恥ずかしくない
質の高い岩場だと思います。
日本中のいろんな地域からクライマーが集まり、

数多くのすばらしいルートを登り、自分たちのクライミングを表現しています。
その場所が立ち入り禁止になってしまったのは、私たちの責任ではないか?
そういう思いが駆け巡りました。

「いつまでも、このすばらしい鳳来で、クライミングを続けていきたい」
そのためにはどうすればよいだろうか?

岩場は決してクライマーだけのものではない。
岩場を誰が見てもきれいなものにする。
今まで疎遠であった地元の方々にもクライミングを理解していただく努力をする。
ということ等が、最重要な課題として浮かびました。

「鳳来を愛するクライマーの会」ではこういった問題を皆さんといっしょに
考え、行動していきたいと思っております。

これからの活動にご理解ご協力をお願いいたします。

                                            代表:若林伸一郎

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