鳳来湖の岩場を愛するクライマーの会

2005年5月24日作成


岩場整備(リボルト)速報


5月12〜13日に、日本フリークライミング協会(JFA)スタッフと当会メンバーで、ハイカラ岩のボルト打ち替え(一部)をおこないました。また別の日に、当会メンバーが「天徳貴人」のボルト打ち替え(一部)もおこないました。
まだ一部分に着手したばかりですが、変更になった箇所もありますので、状況をお知らせいたします。

<記号の意味>
  ●終了点交換(ボルト打ち替え&チェーン)
  ■プロテクションをケミカルボルトに交換

「アクシデントウルフ」
 作業日=2005.05.12-13 終了点● プロテクション■
 ※ 1本目(ロープ退避用)は旧ボルトのまま。
「That's クライミングショウ」
 作業日=2005.05.12-13 終了点● プロテクション■(1-4交換)
 ※ 作業途中(登攀は可能)。旧4本目は間引きました。岩質が悪いため位置を調整したものがあります。
「天徳貴人」
 作業日=2005.05.?? 終了点● プロテクション■(1-4交換)
 ※ 作業途中(登攀は可能)。岩質が悪いため位置を調整したものがあります。

「That's クライミングショー」について
クライミングショーの4ピン目に関しては、考えたすえ、なくてもいいという結論で間引いてあります。以下の理由により、スタッフで相談して決めました。
1.前後のボルトもケミカルになっています。
2.グラウンドフォールの危険のあるランナウトになるわけではありません。
3.最近レッドポイントしたばかりの女性も、クリップせずに(4ピン目を過ぎてからクリップ)登っていました。
なお、終了点は乗り越してからすこし上に打ち替えましたが、元の終了点はまだはずしていません。

ボルトの位置について
基本的にボルトを抜いて同じ位置に打ち替える努力をしていますが、中が砂のような状態の場所もあり、全く同一の位置にはできない場合もあります。
「アクシデントウルフ」も岩がかなりやわらかく、必然的に打てる場所は限られます。
「天徳貴人」(4ピン目まで、5ピン目以上は未着手)も、少し位置も変えてケミカルになっています。

◎当会(およびJFA)の岩場整備作業は、クライミングの安全を保障するものではありません。各ルートの終了点、プロテクションその他については、各自で安全性を十分にご確認のうえ、登られるようにお願いいたします。


 

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