鳳来湖の岩場を愛するクライマーの会

2001年6月16日作成


《第3回 鳳来の岩場周辺清掃登山


 
清掃登山は今回が3回目となりました。
6月10日(日)午前9時、小滝橋駐車場に約70名のクライマーが集合しました。
天気があまりはっきりしませんでしたが、遠方の方も含め多くの方々が参加して下さいました。また、清掃前に川合区長の大原さんらがおみえになりました。
鳳来問題が明るみに出てから約1年。岡崎教育林エリアへの入山禁止、登攀自粛、話し合い、そして、自粛の一部解除。問題は当初に比べ幾分よい方へ向かいつつあるようです。昨年行われた2回の清掃山行は緊張感ある空気の中で行われただけに、今回は問題への関心の度合いがどうなっているのかが気になりました。しかし、今山行への参加数や、ゴミ問題等への協力をみたところ、クライマーの意識の高さをあらためて感じることができました。
 
 

 

山はきれいに保たれていますが・・・
今回もこれまでと同じく、クライミングのついでに岩場周辺や登山道、道路の清掃をしてもらおうというやり方で行いました。岩場周辺、登山道にはゴミはほとんど無いといっていいほどでした。しかし、駐車場周辺や舗装道路脇、林道周辺に目を向けると空き缶や弁当のカスといった汚れが目立ちます。また、生活ゴミや産業廃棄物の不法投棄もありました。前回(2000年11月)に掃除した場所も再び汚されているというケースがありました。山を美しく保つということがいかに大変であるかを考えさせられました。
 
 

 

今後もよろしくお願いいたします。
鳳来の山はクライマーに限らず様々な人が利用します。登山者や観光客、釣り人、バーベキューや水遊びなど。その中でも、クライマーはゴミ問題において合格点を得られるようになったのではないかと思います。
では、なぜ清掃活動を行うのでしょうか? それは、土地オーナーや地元の方々への感謝の気持ちを行動であらわすことが必要だからではないでしょうか。
今後もクライマーが率先垂範することで、少しずつ山が美しくなる事を望みます。

 
記:北嶋敏明(当会広報担当)

 

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