故地探訪  三重

 

 

若桜福祉会館(香良洲町歴史資料館)

三重県一志郡香良洲町

三重海軍航空隊隊門

碑文

この門は三重海軍航空隊の門なり

過ぐる日紅顔の少年達がこの門をくぐり情熱のすべてを祖国に捧げ朝な夕なに訓練に励み大空へと巣立って

行ったのは海軍飛行予科練習生である

祖国の安泰と民族の平和を念じつつ悠久の大義に殉じていったその霊を顕彰するためにもこの門を永久に

保存するものである

 

  

予科練の碑                                  三重海軍航空隊隊歌

三重海軍航空隊隊歌

雲出の川瀬月染みて 太平洋の波よする 神風伊勢の香良洲浜

世紀の空を翔けるべく 雄叫びあぐる高らかに 吾等は空の少年兵

 

 

遺品室                                   三重海軍航空隊看板

  

練習機白菊の模型                                  三重海軍航空隊ジオラマ

 

若桜の碑霊苑

三重県一志郡香良洲町

若櫻の碑霊苑 全景

 

  

      若櫻の碑                                予科練教育に捧げられた隊員の碑

 

海軍甲種飛行予科練習生第十一期戦没者銘碑

 

海軍甲種飛行予科練習生第十三期戦没者銘碑

碑文

大東亜戦争たけなわの昭和十八年ここ三重海軍航空隊に甲種第十三期飛行予科練習生として入隊す

多くの同期若鷲がここに巣立ち祖国防衛戦に散華せり

戦後二十六年吾等三重空十三期生相寄り相語り亡き戦友の霊を慰めるためこの碑を建立す

 

海軍甲種飛行予科練習生「十五期之碑」

 

海軍乙種第十九期飛行予科練習生戦没者「十九期の碑」

碑文

此処は予科練揺籃の地なり

自らの若き命を盾として祖国を守らんとの堅き決意を胸に身を海軍に置き予科連の伝統のもと「陸々短々」

の猛訓練と如何なる苦難をも共に励まし助け合いて海軍搭乗員としての精神を培いたる地なり

時あたかも大東亜戦争の戦雲愈々急を告ぐや祖国危急存亡の大任を双肩に必勝の信念と後に続く者を堅

く信じ悠久の大義に生きんとして敢然と国難に殉じたり

「散る桜 残る桜も 散る桜」この純愛至誠の精神を顕彰し御霊の安らかならんを祈念し茲にこれを建立す

戦友よ眠れ静かにそして安らかに われらが揺籃の地 波清き香良洲の浜に

 

海軍第二十期乙種飛行予科練習生「戦没者慰霊碑」

 

海軍第二十一期乙種飛行予科練習生戦没者「留魂之碑」

 

海軍第二十二期乙種飛行予科練習生戦没者慰霊碑「雄飛靖国」

 

海軍第二十三期乙種飛行予科練習生「二十三期之碑」

 

海軍丙種飛行予科練習生戦没者「十五期之碑」

碑文

神風伊勢の大波なぎて 暗雲晴れたら基地をける 七つボタンの桜を散らし

雲の墓標でお前を待つと あの日の誓い 今は碑

 

海軍特飛第三期飛行予科練習生慰霊銘碑「三期之碑」

碑文

大東亜戦争風雲急を告ぐ昭和十八年此の地香良洲の浜三重海軍航空隊に於て特乙種第三期飛行予科練習生

として日夜猛訓練に励み飛練実施部隊と三々吾々各地に転戦

或る者は南海の空に敵機動部隊へ肉弾突入 或る者は本土迎撃に敵機との空戦

或る者は訓練中帰らざる機となり

祖国防衛の為め若き生命を日本の礎となり桜の花と散った戦友の霊安らかにと此処に碑を建立す

 

海軍特飛第五期飛行予科練習生慰霊銘碑「五期の碑」

 

 

 

香良洲神社

三重県一志郡香良洲町

  

同期の桜の碑石

 

香良洲公園

三重県一志郡香良洲町

三重海軍航空隊第十二期甲種飛行予科練習生 海ゆかばの碑

 

予科練

更新日:2006/07/23