戦没者顕彰

 

呉海軍墓地

広島県呉市

大東亜戦争 戦没者之碑

由来

大東亜戦争死歿者の遺骨で遺族から納骨希望のもの、引取遺族不明のもの及び氏名該当者不明

のもの121柱を納骨するため、呉地方復員局が昭和22年1月同墓地の災害復旧工事完成時に建

立したものである。

その後靖国神社合祀の133,000柱の御霊を合祀。

昭和30年6月碑文(真鎮鈑)盗難にあい、同年7月石材で修復した。建立55年後の平成14年7月

13日改装整備し、鎮魂の鐘を設置した。

 

伊良湖岬

愛知県渥美郡渥美町

機動部隊戦没者慰霊碑 君今ここに甦る

碑文

大東亜戦争中 わが連合艦隊の主力であった機動部隊は 開戦劈頭のハワイ・マレー沖海戦を初めとし

印度洋、珊瑚海、ミッドウエイ、サイパン沖、レイテ沖、ソロモン等 太平洋の海空にわたって身命を挺し

て連戦敢闘した

これらの海空戦で 航空母艦十三隻 戦艦、巡洋艦、駆逐艦、潜水艦、補給船等五十五隻 航空機等一

千余機が喪われ 三万余の将兵が魁の御盾となり君国に殉じた しかしてその遺骨は水漬く屍となって海

底に眠るが 卿等が愛国の至情は万古国民の儀表であると信ずる

このたび艦隊生存者と戦没者遺族の懇願をもって 太平洋を一望の下に見渡すこの地を招魂の地と定

め 卿等が誠忠遺烈を顕彰してこの碑を建立した

ここに改めて大東亜戦争下の彼等全戦没将兵及び戦争に倒れられた民間全死亡者に心より哀悼の誠

を捧げ 海事発展の上に加護あらんことを祈念する

 

札幌護國神社

北海道札幌市中央区

写真提供:小倉 寿夫様

北海道全海軍 英魂之碑

 

善知鳥神社

青森県青森市

青森海交会 海軍の碑

碑文

我々は決して忘れません 兄らが海の防人として祖国と同胞の安泰を念じ その楯として散っていかれたことを

我々は誓います この平和と繁栄が兄らの献身と犠牲の上に築かれえていることを 永久に伝えることを

 

龍口寺

神奈川県藤沢市

日本海軍大東亜戦争戦没者殉国者慰霊碑

追悼の辞

大東亜戦争日本海軍 戦没者四十七万三千余名 殉国者二百余名の御英霊に捧ぐ

祖国日本の繁栄と同胞の幸福を念じつつ 悠久の大義に殉じた御英霊に感謝申し上げ御冥福を祈る

 

千葉縣護國神社

千葉県千葉市中央区

海軍の碑

碑文

我々は決して忘れない

兄らが海の防人として祖国と同胞の安全を念じ その楯として散っていかれたことを

 

山梨縣護國神社

山梨県甲府市

山梨県海軍戦没者慰霊碑

 

新潟縣護國神社

新潟県新潟市

新潟県海交会鎮魂慰霊之碑

 

石川縣護國神社

石川県金沢市

写真提供:深田 淳一 様

石川県海軍将兵戦没者之碑

 

乃木神社

京都府宇治山田市

滄海に眠る若人の碑

 

大阪護國神社

大阪府大阪市住之江区

海軍関係戦没者慰霊碑

碑文

明治初年に創設され、その後幾多の輝かしい歴史と伝統を保有し、わが国の栄光と国威の象徴として、

国民に尊敬され親しまれた日本帝國海軍は、さきの太平洋戦争において善戦空しく敗れ、昭和二十年

八月十五日の終戦と共に、その八十年の長い歴史を閉じた。

この戦において、四十万余の海軍軍人・軍属が、その貴い生命を祖国に捧げて勇戦奮闘の末、国の御

楯として散華した。

大阪を中心とする近隣府県在住の海軍関係生存者ら有志相寄り相図り、ここ大阪護国神社の聖域に慰

霊の碑を建立した。

海軍を弔い、永遠の平和を希求し、戦没者に心から慰霊の誠を捧げ、以ってその芳勲を千秋に伝えん

とするものである。

 

出雲大社

島根県簸川郡大社町

島根錨会 桜と錨の男たちの碑

碑文

世界の永遠の平和と繁栄を祈る

国家氏族の存亡を賭けた大東亜戦争の冷厳数奇な運命に流され 至純な愛国心を胸奥に秘めて出陣した

幾多の戦友が 雄々しくも散華して靖國の英霊と神鎮まった

国と国とが争い人間の生命を奪い合うことなきを悲願とし 世界の平和と繁栄を祈った英霊の真情は 不滅

の歴史を綴り尊厳な伝統に生かさねればならない 然し此の切望は今や遥か彼方に風化せんとしている

ここに思いを致し遺徳の顕彰を志すと共に 我等の生ける証を建立の所為となし 島根の桜と錨の男たちは

微意を表明して島根錨会会長謹記す

 

徳島縣護國神社

徳島県徳島市

徳島船砲会 慰霊碑

碑文

戦友よ 父よ 夫よ 兄弟よ 墓標なき千尋の海にさまよえる御霊よ

此の地に帰りて安らかに眠り給はん事を心から祈る

 

愛媛縣護國神社

愛媛県松山市

海軍戦没者慰霊碑

 

高知縣護國神社

高知県高知市

海軍之塔

 

城山公園

宮崎県都城市

海軍戦没者慰霊碑「不変の魂」

碑文

勇者の魂を想う時 勇者ありて世の平和あることを忘れじと ここに心から感謝する

1941〜1945年の太平洋戦争では中国・東南アジアを始め日本国土も大激戦地と化し数多くの戦死者

を出しました。このような戦争が二度と起こる事のないよう肝に銘じ、都城・北緒地区の海軍生存者が合

い集い 毎年旧海軍記念日には戦没者の供養を行事とし、世界の平和を願いつつ平和日本の建設に

邁進して来ました。

戦後五十有余年、我々同志も歳を重ね、年を少なくなってきたのを機に広く浄財を集め、若くして戦場の

露と消えた御霊を慰霊すると共に、世界で唯一の核被爆国民として未来、永久にこのような悲劇を起こし

てはならないと心に念じ、ここに「不変の魂」の碑を建立し、後世に残すものであります。

 

帝國海軍

更新日:2008/11/24