海軍艦艇殉難史 常 磐
軍艦「常磐」は、明治32年に英国アームストロング社で竣工した装甲巡洋艦であった。
日本海海戦では第二艦隊に所属して勲功をたて太平洋戦争の終期まで就役した寿命の長い
軍艦だった。
昭和 2年 8月 1日、大分・佐伯湾に碇泊中に艦内に搭載してあった機雷が爆発し36名が
殉職した。
海軍はこの事故を機に、繋維式慣性機雷(五号機雷)を触角式醸成電池式機雷(六号機雷)
に改めた。
佐世保海軍墓地
長崎県佐世保市
軍艦常磐殉難者之碑
更新日:2009/06/07