出雲大社

島根県西伯郡大社町

 

 

 

  

祖霊社                                             忠魂碑

 

桜と錨の男たちの碑

碑文

世界の永遠の平和と繁栄を祈る

国家氏族の存亡を賭けた大東亜戦争の冷厳数奇な運命に流され 至純な愛国心を胸奥に秘めて出陣した幾多

の戦友が 雄々しくも散華して靖國の英霊と神鎮まった

国と国とが争い人間の生命を奪い合うことなきを悲願とし 世界の平和と繁栄を祈った英霊の真情は 不滅の歴

史を綴り尊厳な伝統に生かさねればならない 然し此の切望は今や遥か彼方に風化せんとしている

ここに思いを致し遺徳の顕彰を志すと共に 我等の生ける証を建立の所為となし 島根の桜と錨の男たちは微

意を表明して島根錨会会長謹記す

昭和六十三年五月二十七日

 

銀河部隊之碑

碑文

昭和二十年六月、新鋭陸上爆撃機銀河を保有する第七六二海軍航空隊は祖国防衛の任を受け、其の

司令部及び攻撃第五〇一飛行隊を本県直江町所在の大社基地に、攻撃第四〇六飛行隊を鳥取県境港

市所在の美保基地に布陣せり。

同年八月終戦に至る間、当隊は本土侵攻の敵機動部隊、沖縄方面の敵基地及び艦船攻撃の主力として

勇戦敢闘し、多大の犠牲にも屈せず、克く其の大任を全うす。

茲に終戦四十周年をとし、誇り高き部隊及び基地の名を留め其の赫々たる武勲を讃伝せんとす。

 

 

国有地

島根県簸川郡斐川町

海軍大社航空基地 滑走路跡

 

鎮魂の霊地

更新日:2007/07/22