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近鉄京都線向島駅の誕生

京都市の南端、淀川の遊水池であった巨椋池(おぐらいけ)が干拓されたのは、戦時中のことでした。干拓された後は広大な田んぼになっていて、その中を突っ切っていた近鉄京都線は、淀川の京都側にある桃山御陵前駅と、宇治市内の小倉駅との間の長い距離を、高速で走っていました。その田んぼの中に「向島(むかいじま)ニュータウン」の建設が始まったのは1972年。人口が増加し、1979年3月30日に、両駅の間に「向島駅」が作られました。当時高校生だった私は、自分の生活圏内に新しい鉄道駅が誕生する経験は初めてだったため、興奮して、いっぱい写真を撮りました。


1979年3月撮影

向島駅が開業するまで、桃山御陵前の次の駅は小倉でした。 向島駅が開業するまで、小倉の次の駅は桃山御陵前でした。
駅工事のための飯場です。 建設中の向島駅。
建設中の向島駅。
向島駅ができるまで、桃山御陵前からニュータウン内まで、近鉄バスが運行されていました。 向島駅の開業予告。 駅開業に伴い、運行廃止を告げる近鉄バスの看板。
開業日は雨で、ひっそりとしていました。(1979年3月30日)

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2006年6月6日開設
2010年12月4日最終更新
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