Counter

ありし日の駅舎たち(京都編)

1970年代、私の父は、小学生の私を日曜日ごとに京都近辺のあちこちへ連れて行ってくれました。私が電車を好きだったためか、駅や電車をバックに、よく写真を撮っていました。当ページでは、父が撮影した1970年代の京都近郊の駅舎を中心にご紹介します。



国鉄山陰本線嵯峨駅
1971年10月撮影。
建替中の京都駅(1993年5月29日)
この写真だけ、ずっと時代が下って1993年に私が撮影しました。就職して京都を離れて6年。久しぶりに帰省したら、京都駅が建替工事を行っていました。高層ビルの少ない街である京都市は、玄関口の京都駅も2階建て(一部8階?建て)の平べったい駅でしたが、建替後の京都駅は、京都に降り立つ旅行者を威圧するような巨大な駅となりました。この新・京都駅が出来た頃から、京都市内は高層ビル建設の歯止めが無くなってきたように感じます。。。


国鉄奈良線桃山駅
1971年10月撮影。奈良線は当時すでにディーゼルカーが走っていましたが、駅舎は蒸気機関車が走ってきそうな雰囲気でした。

国鉄奈良線宇治駅
1971年11月撮影。この駅舎もいい雰囲気ですね。

京阪電鉄宇治線宇治駅
1971年11月撮影。京阪電鉄の支線の終点です。

京阪電鉄本線三条駅
1979年4月9日撮影。これは私が撮影したものです。当時は三条大橋のたもとの地上駅でしたが、現在は地下化されて出町柳まで延伸されています。

近鉄京都線竹田駅
1971年10月撮影。竹田駅は現在は、京都市営地下鉄と近鉄との相互乗り入れ駅となり、大きく変わりました。当時はのどかな田舎の駅の風情です。
近鉄京都線伏見駅
1971年7〜8月頃撮影。伏見駅前に、当時としては大きなスーパーマーケット「いづみや」が開業したばかりの頃です(写真右)。子どもの頃によく連れて行ってもらいました。この「イズミヤ伏見店」は現在(2010年)も同じ場所で営業しています。


近鉄京都線桃山御陵前駅
1971年10月撮影。当時は向島駅がまだ開業していなかったため、次の駅は「小倉」になっています。丸物百貨店(後の京都近鉄プラッツ)の広告が懐かしいです。

阪急京都線大宮駅
1971年10月撮影。逆光線のため私は真っ黒です(笑)。阪急の当時の社名は京阪神急行電鉄でしたが、駅舎では「阪急電車」の略称が使われています。カーブのついた白いモダンな駅舎は、ごく最近まで使われていました。京都市電が行き交う活気のある駅前でした。
本ページ作者へのメールの宛先はです。
2006年6月5日開設
2010年12月4日最終更新
トップページへ戻る