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Qflex2 Ver. 2.0からの改変履歴

Ver.2.0から2.17の変更点


  1. (1) Mac版では、スケジュールファイルのダブルクリック、ドラッグ&ドロップに対応しました。Windows版では、スケジュールファイルのドラッグ&ドロップに対応しました。両版ともスケジュールファイルのデータを読込んで立ち上がります。

  2. (2) PK-パラメータの設定におけるパラメータリストをやめて、パラメータセットをプルダウンメニューから選択する仕様に変更しました。その変更に伴い、設定パネル内の配置を変更しました。

  3. (3) Cockcroft-Gault式を用いたクレアチニンクリアランス推定における女性の推定値計算での係数を0.8から0.85に変更しました。

  4. (4) AUC(時間血中濃度下面積)の計算値を濃度スキャン時に表示する機能を追加しました。AUCの計算は各投与回ごとに計算してあります。ただし、最終投与回での無限時間後までのAUC計算は行わず、環境設定で設定された最終投与後のシミュレーション時間まで計算します。

  5. (5) グラフ設定パネル内の設定項目の配置を変更しました。また、ボタン名称を変更してあります。

  6. (6) AUCの計算表示機能の追加に伴い、グラフウィンド下部の項目配置を変更しました。

  7. (7) Y軸の単位表記をμg/mLをmg/L, ng/mLをμg/Lに変更しました。

  8. (8) 濃度スキャンとパラメータスキャンが連動するように変更しました。濃度スキャン中にパラメータスキャンが可能となり、濃度スキャンが停止した時点の濃度値に対して、パラメータを変化させたときの濃度の変化、AUCの変化を表示するように変更しました。

  9. (9) 投与スケジュールに初期濃度を設定した際の、シミュレーション可能薬物動態モデルを1-コンパートメントモデルに限定されなかったバグを修正、マニュアルの記載を追加。

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Ver. 2.17からの2.18への修正・変更

  1. (1) 投与スケジュール入力パネルの投与経路メニュー選択後の動作などのインターフェースを改良

  2. (2) 投与スケジュール入力パネルの日付入力におけるタブキーの移動順を見直し(Windows版)、他のパネルでも入力項目のタブキー移動の順番を見直した。

  3. (3) 投与スケジュール入力時の投与間隔直接入力モードと投与日時入力モードにかかわるバグを修正した。

  4. (4) 投与スケジュール入力に関する致命的では無いバグをいくつか修正した。

  5. (5) バンコマイシンの母集団パラメータの固定効果モデルにWinterの臨床薬物動態学の基礎4版に基づくモデルを追加した。

  6. (6) バンコマイシンの小児の固定効果モデルでの年齢の判定(16歳未満)をするように修正した。

  7. (7) 実測値入力パネルにおいて、シミュレーション後に表示される実測値と推定値の差(実測値ー推定値)に推定値が高値の場合には「−(負号)」を表示する仕様に変更した。前バージョンでは差の絶対値を表示していた。

  8. (8) 一部の入力フィールドが、数値以外の入力も可能だったが、数値以外の入力を識別し入力できないように修正した。

  9. (9) 投与間隔直接入力と投与日時入力モードを入力方法選択後にモードを変更できないように固定する修正を行った。前バージョンでは途中で切換え可能となっていたため、投与スケジュールが正常に入力できなくなってしまうバグを含んでいた(修正済み)。

  10. (10) PK-パラメータ設定パネル内の入力およびデータ変更時にパネル内関連項目値が連動して変更されるように修正した。

Ver.2.18からVer. 2.26への変更点

  1. (1) グラフウィンドのサイズを変更する際に”Scan & Scan”部分が表示されているとレイアウト表示乱れるバグを修正しました。

  2. (2) 旧バージョンではシベンゾリンのみだった不整脈治療剤のクリアランス設定を、リドカイン、メキシレチン、ピルジカイニド、ジソピラミド、ピルメノール、プロカインアミドで可能とした。

  3. (3) グラフウィンドの”Scan & Scan”の濃度単位およびAUCの単位をグラフの表示単位切換えに伴う自動切換えにした。

  4. (4) パラメータ設定で入力された体重をクリアランス設定パネル内の体重表示に反映し、またクリアランス設定パネル中で体重を変更した場合にパラメータ設定の体重に反映させるようにバグ修正しました。

  5. (5) 2-Compartment modelのパラメータセットにリチウム、メソトレキセートを追加しました。パラメータは「ウィンターの薬物動態学の基礎」第4版に掲載されているデータを採用しました。

  6. (6) 投与スケジュール入力関係の細かなバグを修正しました。

  7. (7) 投与スケジュールパネルのモード表示位置を変更しました。