The VU
Phoenix Rising
Hard Pop
Release Date: 2000
Format: CD
Nr.Discs: 1
Length: 45:50
Index: 944
Stereo; ADD
Phoenix Rising (2000) (10 tracks)  45:50
01  Who You Gonna Believe  04:39
02  Keys To The City  04:16
03  One Mind  04:01
04  Save It For Me  05:19
05  Hard To Get  04:36
06  If I Had You Back  04:03
07  Walk Through The Fire  04:26
08  Dreaming Your Life Away  04:14
09  Somewhere Here  05:11
10  So Long  05:05
2000
Kevin Chalfant : Vocals
Steff Burns : Guitars
Tim Gorman : Keyboards
Prairie Prince : Drums
Ross Valory : Bass
Studio: Fantasy Studios etc.
Producer: The VU
Label: Marquee Inc. Japan
Cat. Number: MICP-10215
707The StormTwo Firesの名ヴォーカリストKevin ChalfantJourneyRoss ValoryY &TSteff BurnsThe TubesPrairie Princeらと組んだスーパー・プロジェクトの1枚。ジャケットから想像できるとおり、当然、内容は、Journeyに通ずる最高の産業ロック・アルバムとなっております。しかしながら、実はこのアルバムは1980年代中頃に録音され、その後お蔵入りとなっていたもの、とのこと。
1曲目の"Who You Gonna Believe"ですが、これは、かなりいかした産業ロック・ナンバーでは、と感じさせる前奏のキーボードがかなりそそります。曲の内容もまさにそのとおりでした。
2曲目の"Keys To The City"は、まさにこれこそ産業ロックだといえるメロディアスなナンバーです。ギター、キーボードの響きが素晴らしい曲です。まさに、Journeyサウンドです。お薦めの1曲です。
3曲目の"One Mind"でも、Kevin Chalfantの歌の上手さが光っています。この曲もいかした産業ロックで、途中のギター・ソロはかなりいけてます。
4曲目の"Save It For Me"は、Tim Gormanのピアノがとてもいかしたバラード・ナンバーです。メロディも最高で、かなりお薦めの1曲です。ギター・ソロも官能的で、素晴らしいです。
5曲目の"Hard To Get"は、一転して若干ハードな感じの曲で、バックのギターがとてもファンキーな感じで、なかなかです。
6曲目の"If I Had You Back"もモロ産業ロックしたナンバーで、Kevin Chalfantの伸びのあるヴォーカルは最高です。ここでの、Tim Gormanのキーボード・プレイも冴えてます。
7曲目の"Walk Through The Fire"も、2曲目に似たタイプのメロディアスな産後yロック・ナンバーです。この曲もご機嫌な1曲で、お薦めです。
8曲目の"Dreaming Your Life Away"も、言うことなしのJourneyサウンドのナンバーです。これもお薦めの曲ですね。
9曲目の"Somewhere Here"は一風変わった曲で、曲の転調が激しい曲です。バックのキーボードとギターは良いのですが、メロディがちょっと、という感じです。
10曲目の"So Long"での最初のギター・ソロがジミヘンの"Little Wing"風のミディアム・テンポのナンバーで、ギター・ソロがかなりいかした曲となっております。

このアルバムですが、すでに廃盤のようで、もったいない限りです。1980年代半ばの産業ロックとして、良く出来たアルバムだと思います。