Three Man Army
3
Hard Rock
Release Date: 2005
Format: CD
Nr.Discs: 1
Length: 33:12
Index: 2411
Stereo; ADD
3 (2005) (9 tracks)  33:12
01  Three Days To Go  04:28
02  Dog's Life  02:56
03  Jubilee  04:35
04  Look At The Sun  03:20
05  Don't Wanna Go Right Now  05:21
06  Come To The Party  02:30
07  Let's Go Get Laid  03:52
08  Doctor  02:44
09  You'll Find Love  03:26
2005
Adrian Gurvitz : Vocals, Guitars
Paul Gurvitz : Vocals, Bass
Tony Newman :
Drums, Percussion
Purchase Date: 2005/09/02
Store: Amazon JP
Studio: Unknown
Producer: Three Man Army
Label: InsideOut Music
Cat. Number: SPV-304222-CD
THREE MAN ARMYにつきましては、以前にこのHPでも、リマスターされた2枚組のアルバム"Soldiers Of Rock - The Anthology"を紹介しておりますが、今回紹介するアルバムは、Paul Gurvitzが、以前に"Three Days To Go"というタイトルのロック・オペラを上演した時にレコーディングされたデモをリマスターして、彼らの4枚目のアルバムとして最近発表されたものです。
最近の
Gurvitz兄弟に関わるCDの発表ラッシュにはすごいものがあります。もちろん、これらの中心として関わっているのが、Gurvitz兄弟の兄の方のPaul Gurvitzなんですが、今回のこのアルバムのほか、Baker Gurvitz Armyに目を向けますと、この2,3年でライヴ・アルバムが3枚、ベスト盤が1枚、Paul Gurvitzのソロ・アルバム1枚が発売され、さらには、10月には、ライヴ盤がもう1枚出る予定となっております。
Three Man ArmyにしてもBaker Gurvitz Armyにしても、その魅力は、なんと言っても楽曲の良さ、特に、メロディにあります。これこそBritish Hard Rockといった、湿り気を帯びたメロディアスなハード・ロックがたまらなく、私の琴線にこれでもかっていう感じに触れてくるところが最高です。
で、このアルバムといいますと、
1曲目の"Three Days To Go"は、Adrian Gurvitzのギター・ソロがふんだんに盛り込まれた曲で、カッコ良いロック・ナンバーとなっております。
2曲目の"Dog's Life"は、メロディアスなバラード・ナンバーです。Procol Harumもイギリスのバンドで、このバンドも憂いを帯びたメロディに特徴のあるバンドですが、このバンドからハモンド・オルガン(これがProcol Harumの魅力ですが)、を抜けば、この曲みたくなるかも、といったナンバーです。かなりいかしてます。
3曲目の"Jubilee"でも、Adrian Gurvitzのギター・ソロがカッコ良いです。
4曲目の"Look At The Sun"も、メロディアスなバラード・タイプのナンバーで、Adrian Gurvitzのソウルフルなヴォーカルがいかしてます。
5曲目の"Don't Wanna Go Right Now"もメロディアスなハードロック・ナンバーです。
6曲目の"Come To The Party"は、かなりポップな曲です。サビの部分はとても覚えやすいメロディで、曲全体もかなりFunnyな感じの曲です。
7曲目の"Let's Go Get Laid"はメロディアス度バツグンの曲です。モロAORしたナンバーで、Adrian Gurvitzのヴォーカルも最高です。
8曲目の"Doctor"は、バックの演奏もAdrian Gurvitzのヴォーカルも若干ハードですが、曲全体としては、かなりポップです。
ラスト・ナンバーの
9曲目の"You'll Find Love"は、7曲目同様、メロディアス度バツグンのナンバーです。曲の最初のギター・ソロを聴いた時、まるで、George Harrisonみたいと感じました。ヴォーカルを代えれば、この曲って、モロ、George Harrisonじゃないの?、そんな曲です。この曲、好きです。
こういった曲があるので、ホント、彼らの作品から目を離すことができないのです。