Surrender
Surrender
Hard Pop
Release Date: 1979
Format: CD
Nr.Discs: 1
Length: 77:56
Index: 411
Stereo;
Surrender (1979) (20 tracks)  77:56
01  Anyway You Want  03:44
02  Some People  04:22
03  Nicole  04:37
04  Turn Down The Mission  03:43
05  Buddy  04:15
06  Alone Too Often  03:46
07  Big City Streets  03:43
08  Young Seaman  06:53
09  It's All Been Done Before  03:33
10  Start Again  02:49
11  Hold Tight  03:22
12  Strange Strange Way!  03:30
13  Find You Way  03:20
14  Hold Me Close  04:20
15  Your Love Is Blind  03:27
16  Melody  03:03
17  You're The Only One That Matters  03:45
18  The Light In Your Eyes  03:45
19  Polo Bar  05:11
20  I Don't Want To Talk Tonight  02:48
1979
Reissued by Escape Music Ltd, in 2004
Alfie Zappacosta : Vocals, Guitars
Geoff Waddington : Bass
Steve Jensen : Guitars
Paul Delaney
:
Drums
Peter Curry : Keyboards
Purchase Date: 2005/02/21
Store: AOR Heaven
Studio: Phase One Studios
Producer: Terry Brown
Label: Escape Music Ltd.
Cat. Number: ESM-104
Canada発のAlfie Zappacosta率いるハードポップ・バンドSURRENDER1979年に発表されたアルバムに4曲入りのミニ・アルバム"No Surrender"とボーナス・トラックを9曲追加されてEscape Musicから再発されたお得な1枚。
Zappacostaは、ソロになってからAORっぽいアルバムを何枚か出しておりますが、そのいずれもメロディアスなそこそのアルバムです。そのうち、このHPでも紹介したいと思っております。
で、このアルバムですが、Track01から08までが、オリジナルアルバムに収められていた曲で、サウンド的には、いわゆる当時のプログレハード的な作りになっております。
1曲目の"Anyway You Want"はメロディアスナ若干スローなナンバーですが、バックのギター・ソロはかなり良いですし、あるパートではプログレハード的です。
2曲目の"Someone People"
5曲目"Buddy"は、ギターとキーボード主体の曲で、プログレハード的なところが顕著に現れています。このどちらの曲もかなりお薦めです。
3曲目の"Nicole"はバラード・ナンバーでとてもメロディアスです。ジャジーな雰囲気を持った曲で、一押しです。バックのギターがかなり泣いている最高の1曲です。
6曲目の"Alone Too Often"もミディアム・テンポのプログレハードした曲ですが、ここでのギター・ソロはいかしてます。
7曲目の"Big City Street"もメロディアスなハードポップで、メロディがいかした曲となっています。この曲もお薦めです。
8曲目の"Young Seaman"もプレグレハード度の高い曲となっています。
9曲目から12曲目までは、彼らのミニ・アルバム"No Surrender"に収められていた曲です。このアルバムは、プログレハードな部分が殆どなく、AOR的なアプローチの内容となっております。どちらかというと、以後のZappacostaのソロ・アルバムに近いものとなっております。
特に12曲目の"Strange Strange Way!"は、メロディアスで最高のAORナンバーと言えるでしょうね。
13曲目以降は、ボーナス・トラックとしてこのアルバムに収めあられた曲です。
14曲目の"Hold Me Close"はバックのピアノの旋律が美しいメロディアスなナンバーで、かなりAORしたお薦めの曲です。
16曲目の"Melody"AORした曲で、お薦めの1曲です。
18曲目の"The Light In Your Eyes"は、軽快なハードポップ・ナンバーです。メロディも良いし、これもお薦めですね。

カナディアン・ハードポップのグループって結構ありますが、そのいずれにも共通するのが、ある種湿り気を帯びたメロディアスな旋律を持ったバンドが多いということが挙げられると思います。今回紹介したSURRENDER以外にもPRISMTHE ARROWSLOVERBOYなんかの音を聴きくとそう思いますね。