Stuff
More Stuff
Smooth Jazz
Release Date: 1977
Format: CD
Nr.Discs: 1
Length: 36:33
Index: 862
Stereo; ADD
More Stuff (1977) (8 tracks)  36:33
01  This One's For You  05:10
02  And Here You Are  05:01
03  Subway  03:32
04  Love Of Mine  04:06
05  Honey Coral Rock  05:11
06  Sometimes Bubba Gets Down  03:37
07  As  03:27
08  Need Somebody  06:29
1977
Cornell Dupree
 : Guitars
Eric Gale : Guitars
Richard Tee : Keyboards, Vocals on "Need Somebody"
Gordon Edwards : Bass, Vocals on "Love Of Mine"
Steve Gadd : Drums
Chris Parker : Drums
Violin solo on "And Here You Are" by Gene Orloff
Studio: Media Sound Studios
Producer: Van McCoy etc.
Label: Warner Pioneer Co.
Cat. Number: WPCP-3542
1977年に発表されたこのMore Stuffは、Stuff2ndアルバムですが、彼らの人気絶好調期の作品で、もう何も言うことが無い素晴らしい出来です。
メンバーは、Cornell Dupree (g), Eric Gale (g), Richard Tee (key), Gordon Edwards (b), Steve Gadd (ds), Chris Parker (ds)6人で、それぞれが有名なスゴ腕のスタジオ・ミュージシャンです。
私は、Stuffのアルバムの中では、このアルバムが一番好きです。とにかくメロディアスなんです。
1曲目の"This One's For You"は、Richard Teeによる作品で、彼の弾むようなピアノが中心の最高の曲です。
2曲目の"And Here You Are"は、Stuffの中でも最も好きな曲です。とにかくヴァイオリンが奏でるメロディは最高で、こんなに美しい曲とはめったに出会えません。
私は、結構いろいろなジャンルの曲を聴きますが、それらの中でも、私が好きな曲のベスト10に入るかも知れません(ちなみに、当然ですが、Boston"A Man I'll Never Be"もその中にはいります)。
3曲目の"Subway"を聴くと、何かしらNew Yorkの地下鉄を思い浮かべてしまうのは私だけでしょうか?
Gordon Edwardsが渋い(本当に渋い?)声を聴かせる4曲目の"Love Of Mine"は、曲調としては結構ポップでかなりいかしてると思います。この曲でも、Richard Teeのピアノは最高ですね。
5曲目の"Honey Coral Rock"では、Eric Galeのギターを中心に添えた曲で、ロック・スピリッツが溢れた曲となっています。
6曲目の"Sometimes Bubba Gets Down"は、ベース、ドラムスのリズム・セクションを中心に添えた曲となっています。
7曲目の"As"Stevie Wonderの作品で、メロディがとてもいかした曲で、かなりいい線いってます。
アルバム最後の"Need Somebody"は、Richard Teeのヴォーカルが聴けるバラードで、ディープな歌い方ではなく、どちらかというとRay Parker的なアーバンソウルといった感じでしょうか。
私にとってStuffの魅力は、とにかくRichard Teeのピアノです。このバンドでの彼の占める存在はとても大きいと思います。彼無しでのStuffはちょっと考えられませんね。
そういえば、このRichardですが、George Harrisonのアルバムでもかなり良い仕事をしてましたっけ。
ただ、残念ながら、Richard Teeは既に帰らぬ人となっております。
とにかくこのアルバムは最高です。