Steeplechase (1981) (16 tracks) |
67:37 |
01 |
Only You Love Only Me |
04:10 |
02 |
Shangri-La |
04:22 |
03 |
Don't Go |
05:18 |
04 |
Move On |
04:05 |
05 |
My Mind's Made Up |
03:37 |
06 |
Only Human |
03:35 |
07 |
All I Need Is Your Love |
03:33 |
08 |
Find Your Way Home |
04:03 |
09 |
Rock & Roll Appetite |
04:35 |
10 |
Hard To Believe |
05:05 |
11 |
Enough Of Your Game |
03:50 |
12 |
It's Not Safe For Me Here |
03:35 |
13 |
Tell Me |
04:04 |
14 |
The Rebel |
04:43 |
15 |
My Love Is Stronger |
04:04 |
16 |
My Life |
04:58 |
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1981
Joe Lamente : Vocals
Tony Summo : Guitars
Bob Held : Bass
Vinny Bellofatto : Drums |
Purchase Date: 1999/04/25 |
Store: Tower Records |
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Studio: Minot Sound |
Producer: Ron Carran |
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Label: High Voltage Records |
Cat. Number: HV-1010 |
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このSTEEPLECHASEというバンドを知っている方はあまりいらっしゃらないと思います。こういう私もこのCDで初めて知ったわけで。まず、このフロント・ジャケだけを見たら、おそらく、このCDを購入することは無かったと思います。購入のきっかけは、裏ジャケットに写るバンド・メンバーの写真とバーゲン価格(500円)だったからです。
あまり期待もせずにプレイヤーにCDを入れて、流れてきた音を聴いてビックリ。このジャケットとサウンドの落差に驚いてしまいました。流れてくる音は極上の産業ロックじゃありませんか。
1981年に発表されたということですから、この手の産業ロックが脚光を浴びていた時期で、いわゆるTOTOフォロワーが巷に溢れていた頃でしたので、おそらくその中に埋もれてしまったバンドだったのだと思います。
このアルバムは彼らのオリジナル・アルバムにボーナス・トラックを7曲(10曲目以降)を追加して1997年にリ・イッシューされたものです。
曲の出来にバラツキがありますが、全体としては、まあいけると思いますよ。
1曲目の"Only You Love Only Me"は、Joe Lamenteのハイトーン・ヴォーカルがとてもカッコ良いメロディアスな産業ロック・ナンバーです。このアルバムの一押しで、とてもご機嫌なナンバーでお薦めの1曲です。
2曲目の"Shangri-La"前奏のドラムスとギターの絡みがカッコ良いロック・ナンバーです。この曲もお薦めのナンバーです。
3曲目の"Don't Go"はメロディアスなパワーのあるバラード・ナンバーで、Joe Lamenteの伸びのあるヴォーカルがとてもいかしてます。これもお薦めです。
4曲目の"Move On"、5曲目の"My Mind's Made Up"は産業ロック然としたいかしたナンバーです。メロディもいけてます。Joe Lamenteのヴォーカルはかなり上手いです。
8曲目の"Find Your Way Home"も産業ロックしたナンバーで、バックのギターとキーボードがかなりいかしてます。メロディもそこそこです。
10曲目以降は、ヴォーカリストが替わり、Matthew Hillが担当してますが、こちらの歌もかなり上手いです。また、サウンドも若干変化し、エレポップ化してますが、音はまさに産業ロックです。
10曲目の"Hard To Believe"は曲の出来も良く、お薦めです。
13曲目の"Tell Me"はメロディアスなバラード・ナンバーで、これぞ産業ロックのバラードといった感じの曲で、かなりお薦めです。
14曲目以降は、ライヴ・レコーディングされたナンバーで、音はあまり良くありませんが、曲を聴く限りでは、このSTEEPLECHASEというバンドは優れたライヴ・バンドだということがわかります。
それにしても、この中身とアルバム・ジャケットの落差はなんでしょうか?このジャケット・デザインでとても損してると思いますよ。
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