Planet P Project
Planet P Project
Hard Pop
Release Date: 1983
Format: CD
Nr.Discs: 1
Length: 45:43
Index: 2821
Stereo; ADD
Planet P Project (1983) (12 tracks)  45:43
01  Static  04:11
02  King For A Day  03:55
03  I Won't Wake Up  03:45
04  Top Of The World  04:33
05  Armageddon  04:22
06  Tranquility Base  01:55
07  Why Me?  04:06
08  Power Tools  03:59
09  Send It In A Letter  03:54
10  Adam And Eve  03:40
11  Only You And Me  03:24
12  Ruby  03:59
1983
Tony Carey :
Vocals, Keyboards, Bass, Programming
David Thomas : Lead Vocals on "Only You And Me"
Guitars : Johan Daansen, Robert Musenpichler, Helmut Bibi
Drums : Hartmut Pfannmueller, Fritz Matzka, Peter Hauke
Purchase Date: 2005/11/15
Store: e-Bay
Studio: Hotline Studios
Producer: Peter Hauke
Label: Geffen Records
Cat. Number: GEFD-4000
このPlanet P Projectの中心人物であるTony Carey1975年まで"Blessings"というバンドに在籍していたキーボードリストで、Ritchie Blackmoreに見出され1977年までの2年間Rainbowに加入しておりました。
そんなTony1983年に結成したプロジェクトのPlanet P Projectのワン・アンド・オンリーのアルバムがこれです。
内容は、ポップな産業ロックっぽいもので、メロディもそこそこで結構いかしてます。
1曲目の"Static"でのTonyのヴォーカルはどことなく"POLICE"Sting風です。曲もメロディアスでヒット性の高いナンバーだと思います。結構いかしてます。
2曲目の"King For A Day"はポップな感じの覚えやすいメロディを持った曲で、これもシングル・カットされても良いようなナンバーです。バックのギター・ソロもカッコ良いですし、好きですね、この曲。
3曲目の"I Won't Wake Up"はエレポップといった感じの曲です。サウンド的には、Spiderなんかにも似ているかも。
4曲目の"Top Of The World"はメロディアスなバラード・ナンバーです。かなりおけてます。
5曲目の"Armageddon"もメロディアスなナンバーで、キーボードとギターの音色がとても良いです。
6曲目の"Tranquility Base"は短い曲ですが、Tonyのピアノとヴォーカルがいかしたメロディアスなバラード・ナンバーで、いかした曲となっております。
7曲目の"Why Me?"は産業ロックしたナンバーで、メロディアス度も抜群で、お薦めの1曲です。
8曲目の"Power Tools"も産業ロックしたナンバーですが、7曲目より幾分ハードな作りとなっております。それでも、メロディはそこそにいかしてます。バックのプログラミングとギターがカッコ良いです。
11曲目の"Only You And Me"は、メロディアスな曲です。910曲目で若干コケてしまいましたが、この曲の出来はとても良いですね。
ラストの
"Ruby"は、とてもAORしたナンバーで、とにかくメロディアスです。Tonyの抑え気味のヴォーカルがいかしてます。

この
Tony Careyですが、ソロ・アルバムもそこそこ出しており、内容もAORや産業ロックファンにとってたまらないものも多く、かなり気になるアーティストだと思います。