Pablo Cruise
Pablo Cruise
Hard Pop
Release Date: 1975
Format: CD
Nr.Discs: 1
Length: 41:47
Index: 1821
Stereo;
Pablo Cruise (1975) (8 tracks)  41:47
01  Island Woman  05:02
02  Denny  03:01
03  Sleeping Dogs  03:52
04  What Does It Take  04:51
05  Rock N' Roller  05:21
06  Not Tonight  03:01
07  In My Own Quiet Way  04:15
08  Ocean Breeze  12:24
1975
David Jenkins : Vocals, Guitars
Cory Lerios : Keyboards
Bud Cockrell : Vocals, Bass
Stephen Price : Drums, Percussion
Purchase Date: 2004/09/10
Store: HMV Japan
Studio: Sunset Sound Studios
Producer: Michael Jackson
Label: Lemon Recordings
Cat. Number: CD LEM-41
Pablo Cruiseの記念すべきデビュー・アルバム。 このアルバムは、1995年に1度日本でCD化されましたが、長らく廃盤状態でした。 当時出された他のアルバムは、今でも何とか手に入れることができますが、このアルバムだけは入手困難で、ネットでも結構な値段を付けていました。 それが、最近イギリスのLemon Recordingsというレーベルから再発されました。 ちょうどこのアルバムだけ持っていなかった(以前に売りに出して)ので、とても喜びました。
で、彼らのサウンドを表現すると、
Funk, Soul, Jazz, Hard Rock が微妙にブレンドされたそんな感じがします。 David Jenkinsのソウルフルなヴォーカル、Cory LeriosFusionタッチのキーボード・プレイ、全体に漲るHard Rock的サウンド、70年代で、最高に輝いていたバンドです。
1曲目の"Island Woman"はシングル・カットされましたが、大ヒット至りませんでした。 しかしながら、彼らの代表曲のうちの1曲です。 ここでの、リード・ヴォーカルは、Davidですが、ブルー・アイド・ソウル的な歌唱がたまりません。かなりメロディアスでお薦めの1曲です。
2曲目の"Denny"は、曲の始まりのCoryのピアノとそれに絡むDavidのギターがたまらないですね。この曲でもDavidのヴォーカルがいかしてます。
3曲目の"Sleeping Dogs"は、Budのペンによる曲で、リード・ヴォーカルもBudが担当しております。かなりメロディアスなナンバーで、Davidとは、また違う味わいのある声を聴かせてくれております。
4曲目の"What Does It Take"は、曲全体をとおして、Coryのピアノが美しい曲で、これに絡むようなDavidのギターと、これぞまさにPablo Cruiseサウンドといったナンバーです。
5曲目の"Rock'N'Roller"は、再びBudのヴォーカルで、タイトルから連想できないスロウなナンバーですが、ロック・スピリットを感じる曲となっております。
6曲目の"Not Tonight"Budの伸びのあるヴォーカルが聴けるミディアム・テンポのナンバーです。
7曲目の"In My Own Quiet Way"は、アコースティック・ギターで始まるバラード・ナンバーでとてもメロディアスです。抑え気味のDavidのヴォーカルも最高です。この曲もお薦めです。
ラスト・ナンバーの
8曲目"Ocean Breeze"も彼らを代表する1曲で、Coryのピアノ・ソロを大々的にフィーチャーしたかなり長めのフュージョン・タッチのナンバーです。しかし、Coryのピアノは本当に美しいです。前半は、Coryのピアノ・ソロからDavidのこちらも音色が魅力的なギター・ソロへ、、中盤から曲が転調して、Davidの迫力あるギター・ソロへと移り、後半からは、Davidのソウルフルなヴォーカル最高で、これぞPablo Cruiseといった曲となっています。なお、この曲でのDavidのヴォーカルは、あのCory Wells (ex Three Dog Night)を連想させる、本当にソウルフルな歌い方となっております。
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