Mecca
Mecca
Hard Pop
Release Date: 2002
Format: CD
Nr.Discs: 1
Length: 52:41
Index: 1286
Stereo; ADD
Mecca (2002) (11 tracks)  52:41
01  Velocitized  03:45
02  Without You  04:19
03  Can't Stop Love  04:58
04  Silence Of The Heart  05:26
05  You Still Shock Me  05:03
06  Mecca  05:17
07  Wishing Well  04:46
08  Close That Cap  04:57
09  Blinded By Emotion  04:29
10  Falling Down  04:53
11  Mischievous  04:48
2002
Fergie Frederiksen : Vocals
Joe Vana : Vocals
Mike Aquino : Guitars
Jimmy Nichols : Keyboards
Shannon Forest : Drums, Percussion
David Hungate : Bass
Studio: The Sound Kitchen etc.
Producer: Jim Peterik & Larry Millas
Label: Marquee Inc. Japan
Cat. Number: MICP-10297
TRILLIONRELOUXTOTOのヴォーカリストとして渡り歩いたFergie FrederiksenJoe VanaのプロジェクトMECCAのデビュー・アルバム。メンバーには、ほかに元TOTODavid Hungateがベースを担当。プロデューサーには、SurvivorJim Peterikの名前が。
ということで、産業ロックファンには、俄然、音の方も期待してしまいますが、まさに期待したどおりの内容でした。
1曲目の"Velocitized"は結構ハードな産業ロック・ナンバーです。この曲でのリード・ヴォーカルはFergie Frederiksenです。Mike Aquinoのギター・ソロもカッコ良いですね。
2曲目の"Without You"はミディアム・テンポのメロディアスなナンバーです。この曲での、リード・ヴォーカルはJoe Vanaですが、Fergieみたいなハイトーン・ヴォーカルじゃないですが、歌はかなり上手いです。
3曲目の"Can't Stop Love"もメロディアスな産業ロック・ナンバーです。この曲でのリード・ヴォーカルはJoe VanaFergie Frederiksenが分け合ってます。
4曲目の"Silence Of The Heart"Joe VanaJim Peterikとの共作による曲で、最高にいかしたメロディアスなバラード・ナンバーとなっております。このJoe Vanaですが、バラード・ナンバーで実力を発揮するヴォーカリストのようで、この曲ではかなり雰囲気が出てます。この曲は、サビの部分が最高で、フックに満ち溢れたナンバーで、一押しです。
5曲目の"You Still Shock Me"は、Fergie Frederiksenのヴォーカルによるいかした産業ロック・ナンバーです。メロディもいかしていて、曲全体の出来もかなり良いと思います。この曲もお薦めですね。
バンド名でもあり、タイトル・ナンバーでもある6曲目の"Mecca"は、4曲目とはちょっと雰囲気が違いますが、メロディアスなバラード・ナンバーです。この曲では、Joe Vanaがリード・ヴォーカルを担当しておりますが、本当に、このようなスローなナンバーにJoeの声は合っていると思います。この曲もかなりお薦めの1曲です。
7曲目の"Wishing Well"は、バックのピアノといい、ギターといい、これこそハード・ポップというのに相応しいナンバーです。曲にメリハリがあり、かつ、メロディアス、好きです。こういう曲って。
8曲目の"Close That Cap"は、このアルバムの中でも、特にメロディが美しいバラード・ナンバーです。もちろん、ヴォーカルは、Joe Vanaが担当しております。かなりAORしたナンバーで、お薦めの1曲です。この曲も好きですね。
9曲目の"Blinded By Emotion"もメロディアスなバラード・タイプのナンバーですが、こちらは、Fergieがリード・ヴォーカルを担当してます。やっぱりFergieは安定した上手さがあり、聴いて安心という感じです。バックのギターも良い音を出しております。この曲もお薦めです。
10曲目の"Falling Down"は、ミディアム・テンポのナンバーで、AORとしても通じる曲です。ギター・ソロがとてもカッコ良いです。
11曲目の"Mischievous"は、Japanオンリーのボーナス・トラックで、ハードかつファンキーなナンバーです。ほかの曲とは、若干雰囲気が異なっておりますが、これもまた良しですかね。