Kengo Kurozumi 
(黒住憲五)
Days Of Wonder
Adult Contemporary
Release Date: 2005
Format: CD
Nr.Discs: 1
Length: 42:12
Index: 5000
Stereo; ADD
Days Of Wonder (2005) (10 tracks)  42:12
01  シンプルな一日  04:45
02  C'est Mignon  04:53
03  DO-KO-ZO PART-I  01:38
04  ありふれた空の下  05:21
05  最上階のBar  04:59
06  You're the only one  04:49
07  Days Of Wonder (ルシア Ver.II  04:44
08  南風の日  04:51
09  DO-KO-ZO PART-II  01:27
10  TRUE LOVE  04:45
2005
Kengo Kurozumi : Vocals
Hiroyuki Tanba : Guitars
Ko Shimizu : Bass
Kenji Nakamura : Keyboards
Rikiya Higashibara : Drums
Studio: Checken George Studio
Producer: Kengo Kurozumi & Hiroyuki Tanba
Label: ReBirth
Cat. Number: MTCH-1145
黒住憲五「ピロー・トーク」以来15年ぶりのリリースとなる通算6枚目のアルバム。
このホームページで初めて紹介する日本人のアーティストです。それだけ、このアルバムが気に入ったアルバムだったわけです。
黒住憲五といえば、私としては、「
AGAIN」が強烈で、この1枚で虜になってしまいました。
このアルバムをCDプレイヤーに挿入して、1曲目の"シンプルな1"を聴いたとたん、黒住憲五の声って全く変わって無いじゃん、と感じました。もう既にかなりの年齢のはずなのに、声に若々しさもあるし、これって最高!っていう感じでした。曲も良いしね。
2曲目の"C'est Mignon"もかなりメロディアスな曲で、黒住らしさが出ている曲となっております。
3曲目と9曲目は、3曲目はギター主体で9曲目はホーンが主体のインスト物の短い曲で、このアルバムの一つのアクセントと呼ぶべきナンバーでしょうか?
4曲目の"ありふれた空の下"の前奏は、何となく、Larry Carlton"Sleep Walk"の前奏にも似た曲となっていて、メロディアスでスロウなナンバーです。この曲での、黒住の高音に伸びるヴォーカルはたまらないですね。
5曲目の"最上階のBar"は、ギターの洒落たジャジーな前奏が最高です。音的には4曲目同様、スロウなメロディアスなナンバーとなっておりますが、曲全体もジャジーな雰囲気を持ったいかした曲となっております。
6曲目の"You're The Only One"は、英詩のAORナンバーとなっております。
7曲目のタイトル・ナンバーの"Days Of Wonder"はサブ・タイトルが「ルシア Ver.II」となっており、黒住の最高傑作(と私は思っております)の「AGAIN」に収められていた「ルシア」のリメイク曲です。全体的にテンポを落としているのは、やはり15年の歳月の結果でしょうかね(スロウなナンバーでは、あまり昔と変わらないと思いましたが、幾分、声量も落ちているのでしょうね)。この曲は、やはりオリジナル・ヴァージョンの方が良いかもね。
8曲目の"南風の日"は、メリハリを持った曲調で、ちょっとばかり15年前の黒住を感じさせるナンバーとなっております。お薦めの1曲ですね。
最後の"TRUE LOVE"もスロウなメロディアスなナンバーとなっております。

年輪を感じさせる黒住憲五も最高にいかしてます。
でも、私にとってとても強烈だった"AGAIN"をリマスターされたCDでもう一度聴いてみたいものです。
このアルバムを契機に、CD化されないでしょうか。