Farrenheit
Farrenheit
Melodic Rock
Release Date: 1987
Format: CD
Nr.Discs: 1
Length: 42:56
Index: 74
Stereo; ADD
Farrenheit (1987) (11 tracks)  42:56
01  Lost In Loveland  03:39
02  Fool In Love  03:52
03  Bad Habit  04:01
04  Impossible World  04:29
05  Wildness  03:59
06  Staying Together  04:18
07  New Days  03:16
08  Goofy Boy  03:55
09  Time Won't Wait  03:37
10  Shine  04:04
11  Stand Out  03:46
1987
Charlie Farren : Vocals, Guitars
David Heiti : Bass
Muzz : Bass
Studio: Masterdisk, N.Y.C.
Producer: Keith Olsen
Label: Warner Bros. Records
Cat. Number: 25564-2

ドイツのメロディックロック・バンドのおそらく、1stアルバム。このバンドのリーダーCharlie Farrenは今も音楽活動していて、彼のホームページをみると、ソロ活動と合わせFARRENHEITもまだバンドとして活動中みたいです。
このアルバムのプロデュースは、産業ロックやメロディックロック界でも有名なKeith Olsenです。彼のプロデュース作品にはハズレは無いと思っておりますが、このアルバムも期待に応えてくれています。以前このホームページでも紹介しておりますCHANNEL 5TIME GALLERYや同じく今回紹介しておりますFREIHEITと比べますと、このFARRENHEITのアルバムは若干ハードな音作りとなっております。
1曲目の"Lost In Loveland"はとてもカッコ良いハードポップ・ナンバーです。アメリカナイズされたサウンドでとてもドイツのバンドだとは思えません。いかしてます。
2曲目の"Fool In Love"は、バラード・ナンバーです。メロディとコーラスラインがいかしたナンバーで、産業ロックのバラードの見本みたいな曲となっております。バックのサックス良いです。
3曲目の"Bad Habit"は若干ハードなポップ・ナンバーです。多分にロックン・ロールを意識した曲作りをしていて、ご機嫌なリズムアンサンブルとなっております。バックの演奏カッコ良いです。
4曲目の"Impossible World"は、若干ジャジーなナンバーで、バックのサックスとギターのカッティングがとても雰囲気を出しております。メロディも練られていてお薦めの1曲です。
5曲目の"Wildness"と7曲目の"New Days"はとてもファンキーな曲です。バックの演奏はモロファンクしてます。他の曲とは一風変わった感じのする曲です。本当にドイツのバンド?
6曲目の"Staying Together"は、ミディアム・テンポのバラードタイプの曲です。メロディがとてもいかしてます。これぞ産業ロックといったナンバーとなっております。バックの演奏とコーラスが最高です。
8曲目の"Goofy Boy"はこのアルバムの一押しナンバーです。ミディアム・テンポのナンバーでとにかくメロディが最高。バックのギター・ワークもご機嫌で、云う事無しの1曲です。
9曲目の"Time Won't Wait"は出だしのサックスがいかしたナンバーで、ハツラツとした感じの曲です。
10曲目の"Shine"はメロディアスな産業ロック・ナンバーとなっております。この曲もバックの格パートの演奏がとてもいかしてます。
ラストの"Stand Out"はモロ産業ロックしたナンバーで、このアルバムの中でも出来はかなり良い方です。メロディも輝いています。お薦めの1曲です。