Eric Johnson
Bloom
Smooth Jazz
Release Date: 2005
Format: CD
Nr.Discs: 1
Length: 59:02
Index: 1755
Stereo;
Bloom (2005) (16 tracks)  59:02
01  Bloom  03:10
02  Summer Jam  02:11
03  My Back Pages  03:47
04  Good To Me  04:31
05  Columbia  02:22
06  12 To 12 Vibe  02:21
07  Sea Secret  01:57
08  Sad Legacy  04:06
09  From My Heart  07:27
10  Cruise The Nile  02:13
11  Tribute To Jerry Reed  02:27
12  Your Sweet Eyes  06:08
13  Hesitant  06:28
14  Sunnaround You  03:07
15  Magnetized  03:21
16  Ciel  03:26
2005
Purchase Date: 2005/07/07
Store: Amazon JP
Studio: Saucer Sound
Producer: Eric Johnson & Richard Mullen
Label: Favoured Nations
Cat. Number: FN-2510-2
Eric Johnsonの最新作でソロ・アルバムとしては、6枚目。スタジオ録音盤としては、"Venus Isle"以来実に9年ぶりとなります。
その間の活動としては、Joe SatrianiSteve Vai3人でのG3-Liveが有名です。しかし、この3人によるG3-Liveは驚きましたね。Joe SatrianiSteve Vaiは師弟関係にもあり、タイプ的にも似ており、いわゆるHR/HM系のギタリストですが、Eric Johnsonは、二人と似ても似つかずといった音を聴かせるギタリストでしたから。
Eric Johnsonのギターは、1st(実質2枚目)の"TONES"での"Emerald Eyes""Venus Isle"での"Lonely In The Night"(どちらもAORしたとても良い曲で最高にいかしてます)などでのとても柔らかい音色を聴かせてくれてどちらかというと、Fusionっぽいイメージを持ったアーティストでしたので、本当に驚きました。でも、G3-Liveでのあのジミヘンの"Red House"は最高で、3人の中でも光っていました(私は、Joe Satrianiのギターも大好きで全てのアルバムを持っておりますが、Steve Vai1枚しかアルバムを所有しておりません)。
で、この最新作ですが、やっぱり柔らかく、ハート・ウォーミングなEricのギターがたまらなく、かなりいかしてます。
Eric Johnsonのヴォーカルは決して上手ではないけども、ギターの音色同様に暖かみのあるヴォーカルだと私は思っております。そのヴォーカルが入っている曲は、3曲目、8曲目、9曲目、12曲目、14曲目となっており、これらの曲はメロディアスなナンバーでモロAORしていてとても良いです。
特に9曲目の"From My Heart"では、"Venus Isle"での"Lonely In The Night"(この曲はホント最高にいかしてますので、是非聴いて欲しいですね)と曲の感じは全く違いますが、レイド・バックしたかなり長めのギター・ソロが聴ける曲となっています。
また、12曲目の"Your Sweet Eyes"は、あの名曲"Emerald Eyes"に優るとも劣らないとてもメロディアスなAORナンバーとなっております。
ヴォーカル・トラック以外のインスト・ナンバーも、ハート・ウォーミングなEricのギターが最高の曲ばかりです。
1曲目のタイトル・ナンバー"Bloom"は、素晴らしいロック・チューンでこのアルバムのお薦めの1曲です。
10曲目の"Cruise The Nile"では、シタールを弾いており、とてもエスニックな感じの曲に仕上がっています。
13曲目の"Hesitant"は、とてもジャジーなナンバーで、お酒を飲みながら聴く雰囲気の曲で、この曲もお薦めです。

Smooth JazzAORが好きな人には、かなりお薦めな1枚です。