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| 1986 Holly Knight : Keyboards, Bass, Vocals Paul Engemann : Lead Vocals Gene Black : Guitars |
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| 1980年にデビューしたSPIDERは、"SPIDER",
"BETWEEN THE LINES"の2枚のアルバムを発表して解散。そのSPIDERのソングラライターであり、サウンドの要であったHOLLY
KNIGHTが、それから約4年後にDEVICEを結成し、MIKE
CHAPMANのプロデュースの下、このセルフ・タイトルのアルバムを1986年に発表した。 内容は、エレクトリック・ハード・ポップとでもいいましょうか、今聴いてもあまり古さは感じません。 ここでもHOLLY KNIGHTのソング・ライティングは素晴らしく、1曲目の"HANGING ON A HEART ATTACK"は、シングル・カットされ、そこそこヒットしました。 2曲目の"WHO SAYS"は、とてもポップで覚えやすいメロディを持った曲です。 4曲目の"TOUGH AND TENDER"は、HOLLY KNIGHTのキーボードがいかしたナンバーで、ハイテックなカッコ良い曲です。 5曲目の"WHEN LOVE IS GOOD"は、前奏がちょっと長めですが、これがとてもカッコ良く、また、サビのメロディがとても良く、ご機嫌なナンバーです。 8曲目の"I'VE GOT NO ROOM FOR YOUR LOVE"は、バックの演奏も若干ハードな産業ロックしたナンバーです。 このアルバムの一押しは、9曲目の"WHO'S ON THE LINE"で、バラード・タイプの曲で、HOLLY KNIGHTのキーボードが本当にカッコ良いし、とてもメロディアスです。 10曲目の"SAND, STONE, COBWEBS AND DUST"もとてもポップな曲でいかしたナンバーです。 HOLLY KNIGHTについては、最近まで殆ど知りませんでした。彼女が作った"LITTLE DARLIN'"とか"LOVE IS A BATTLEFIELD"とかいった曲は、曲自体は知っていましたが。 それが、昨年暮れにSPIDERを聴いてからHOLLY KNIGHTに興味を覚え始めました。この2曲はとても素晴らしかったし、SPIDERの他の曲も良かったし。ということで、ネットでいろいろ調べると、ソロ・アルバムを出していたり、また、今回紹介したDEVICEといったプロジェクトをやってたということが判りました。 そこで、是非、アルバムを手に入れたいな思っておりましたら、「モア・モア」という通販の中古ショップで、ソロ・アルバムを見つけ、即ゲット（価格は998円でしたので、非常に安く手に入れることができました-海外のショップでも見つけましたが、その5倍くらいしてました）。 あとは、このDEVICEを探しておりましたら、SCHMANKERL RECORDSというドイツのネット・ショップで見つけました。価格は19.56EURO（日本円で約2,600円くらいですか）ということで、これも安くゲット（こちらも、他のネット・ショップでは、倍の値段はしてましたね）。 彼女のホームページを見ますと、、ソロ・アルバムを出した後は、ソング・ライティングに精力を注いでいるようで、AEROSMITHなどに曲を提供したり、最近はテレビの仕事をしているようです。 是非、また、彼女の歌声を聴きたいものです。アルバムでも出してくれないでしょうか。 それにしても、HOLLY KNIGHTって、いつまでも綺麗でいい女ですね。 |
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