|
|
Smooth Jazz |
Release Date: |
1978 |
Format: |
CD |
Nr.Discs: |
1 |
Length: |
34:18 |
Index: |
301 |
Stereo; ADD |
|
|
|
|
|
|
|
Touchdown (1978) (5 tracks) |
34:18 |
01 |
Angela (Theme From "Taxi") |
05:45 |
02 |
Touchdown |
05:44 |
03 |
I Want To Thank You (Very Much) |
07:10 |
04 |
Sun Runner |
06:19 |
05 |
Caribbean Nights |
09:20 |
|
1978
Bob James : Fender Rhodes, Piano, Synthesizer
Eric Gale : Guitars
Hiram Bullock : Guitars
Richie Resnicoft : Rhythm Guitar
Gary King : Bass
Ron Carter : Bass
Steve Gadd : Drums
Idris Muhammad : Drums
Ralph MacDonald : Percussion
Mongo Santamaria : Percussion
David Sanborn : Alto Saxophone
Hubert Laws : Flute
Earl Klugh : Acoustic Guitars |
Studio: CBS Studios |
Producer: Bob James |
|
Label: Warner Bros. Records |
Cat. Number: 45969-2 |
|
|
Bob Jamesの最高傑作はどのアルバムかと問われれば、私は迷わずこのアルバムを挙げますね。
Stuffの"More
Stuff"で、Fusion
Musicを聴くようになり、このBob
Jamesの"Touchdown"で、いよいよ本格的にのめり込むようになりました。まあ、当時は、AORを良く聴いていた人は大体がそうだったと思います。私は、結構ハードなものも聴けましたので、産業ロックにも嵌りましたが。全然関係無いですが、Totoは聴くけどBostonは聴かないという人は山ほどいると思いますが、私はどちらも大好きで、どちらも私にとっての共通項はメロディアスな産業ロックだということですが。
で、このBob
Jamesの"Touchdown"ですが、最高にいかしたSmooth
Jazzです。当時、この言葉があれば、おそらく一番はまったアルバムだったと思います。
1曲目の"Angela"がこのアルバムの一押しです。導入部のFluteっぽい音色、それに続くBob
JamesのFender
Rhodes、さらには、Eric
GaleのGuitar,どれをとっても素晴らしい演奏で、それが一体となって醸し出すメロディ、もうこれは言葉に言い尽くせない、そんな曲がこの"Angela"です。途中のEric
Galeのギター・ソロは圧巻です。まるで、Stuffのアルバムを聴いているようです。
2曲目のタイトル・ナンバー"Touchdown"は、David
Sanbornのサックス・ソロをフュチャーした曲で、とてもご機嫌です。Bob
Jamesのピアノもちょっと跳ねた感じで、たまらないですね。1曲目とは、まるで違い、かなりファンキーな曲となっています。
3曲目の"I
Want To Thank You (Very Much)"は、映画のサントラにでも使えそうな、豊かなメロディを持った曲です。この曲では、Earl
Klughのアコースティック・ギター・ソロとHubert
Lawsの若干長めのフルート・ソロを聴くことができます。さらにBob
Jamesの柔らかいエレピの音が決まってます。
4曲目の"Sun
Runner"は、夏にピッタリの曲です。こういった曲でのRalph
MacDonaldのパーカッションは最高ですね。この曲でも、Hubert
LawsのフルートとEarl
Klughのアコースティック・ギターは聴きものです。また、Bob
Jamesのピアノ・ソロが最高にご機嫌なんです。まるで、Spyro
Gyraの"Morning
Dance"はこの曲をインスピレーションして作られたように感じるのは私だけでしょうか?
ラストの"Caribbean
Nights"は、アンニュイな感じの曲で、4曲目では、夏の太陽を連想する曲でしたが、この曲は夜の気怠さを感じる、そういった曲です。Hiram
Bullockのスキャットがさらに気怠さ(良い意味で)を醸し出しています。また、Earl
Klughのアコースティック・ギターとHubert
Lawsのフルートが絡み合いながらのソロとRon
Carterのベース・ラインは、これもまた圧巻です。
最高にいかした1枚で、Smooth
Jazzの名盤であることは、「間違いナシ!!」です。
ところで、皆さんは覚えているでしょうか?当時、輸入盤のレコード(国内盤ではダメ)を買って、家に帰り、アルバムのファクトリー・シールを破って、レコードに鼻を近づけた時のあの中枢神経を刺激する至福の香りを。このBob
Jamesの"Touchdown"での強烈な香りを今でも覚えております(あとTotoのファーストもそうでした)。このアルバムが好きなことは、そんなことも影響しているのかも。 |
|
|
|