Blanc Faces
Blanc Faces
Hard Pop
Release Date: 2005
Format: CD
Nr.Discs: 1
Length: 55:36
Index: 2150
Stereo; ADD



























Blanc Faces (2005) (13 tracks)  55:36
01  Here's To You  04:33
02  Edge Of The World  04:12
03  We'll Make The Best Of It  04:17
04  Stranger To Love  03:58
05  Turn This World Around  03:59
06  It's A Little Too Late  04:35
07  Staying Power  04:01
08  Where Do I Go From Here  04:42
09  Beneath This Heart  03:47
10  Pray For Me  04:48
11  Sorry For The Heartache  04:47
12  We Will Rise  04:59
13  When The World Comes Down  02:58
2005
Robbie La Blanc : Vocals, Rhythm Guitars
Brian La Blanc : Bass, Rhythm Guitars, Percussion, B4 Organ, Keyboards
Kyle Woodring : Drums
Butch Taylor: Lead Guitars
Jeff Batter: Keyboards, Organ, Piano
Tony Archer : Drums on 8, 10
Alan Friedman : Additional Guitars on 6
Purchase Date: 2005/06/22
Store: Amazon JP
Studio: Chief Brothers Studio
Producer: Brian & Robbie La Blanc
Label: King Records
Cat. Number: KICP-1080

このBlanc Facesの前身はは、1985年に"FURY"というバンド名1枚アルバムを出して消滅したバンドです。そのFURYのサウンドは産業ロックっぽいAORという感じでした。で、それから20年経って結成されたBlanc兄弟のBLANC FACESですが、こちらもメロディアスな産業ロック・アルバムとなっております。
1曲目の"Here's To You"はフックに満ちた産業ロック・ナンバーとなっていて、このアルバムの内容を期待させる曲です。メロディアス度も抜群で、最高にいかしたナンバーです。云う事なしです。バックのButch Taylorのギター・ワークも良いですね。
2曲目の"Edge Of The World"は産業ロックのパワーバラードです。メロディアス・ファン必聴のナンバーです。
3曲目の"We'll Make The Best Of It"もメロディアス度満点のナンバーです。産業ロックの見本みたいな曲となっています。
4曲目の"Stranger To Love"はピアノ前奏で始まるバラード・ナンバーです。しかし、Robbie La Blancって歌が上手い人ですね。情感たっぷりの歌い方には脱帽です。この曲もメロディは最高です。
5曲目の"Turn This World Around"はRobert Palmerの"Bad Case Of Loving You (Doctor Doctor)に似た前奏で始まる曲です。とてもカッコ良いロック・ナンバーとなっています。
6曲目の"It's A Little Too Late"は再びバラード・ナンバーですが、Robbieの力強い声とバックのAlan Friedmanのギターがとても良いパワーを感じさせる曲となっています。メロディもとても良いですね。
7曲目の"Staying Power"はハードなギタープレイから始まるカッコ良いロック・ナンバーです。この曲でもButchのギターが最高です。
8曲目の"Where Do I Go From Here"もButchのギター・プレイがとてもカッコ良いですし、ドラムを叩いているTony Archerのプレイもいかしてます。この曲も力強さのあるバラード・タイプの曲です。メロディも良いです。
9曲目の"Beneath This Heart"もメロディがいかした産業ロック・ナンバーです。
10曲目の"Pray For Me"もピアノの前奏から始まるバラード・ナンバーですが、この曲は他のバラード・ナンバーに比べ曲調が単調でイマイチといったところか。
11曲目の"Sorry For The Heartache"も産業ロック・ナンバーです。この曲の出来は良いですね。メロディもこなれているし、ご機嫌な1曲です。
12曲目の"We Will Rise"も曲に起伏があり、いかしたナンバーとなっております。コーラス・ワークとバックのドラムの音良いですね。
13曲目の"When The World Comes Down"はアコースティック・ギターの響きが沁みるナンバーです。ラスト・ナンバーに持って来いのナンバーですね。

Blanc Facesのこのアルバムですが、彼らが20年ぶりに出したアルバムと思えないくらい完成度の高い産業ロック・アルバムとなっております。産業ロック・ファン、メロディックロック・ファンには是非聴いて欲しいアルバムだと思います。