No.3-1 筆箱

筆箱全体図
材 料 (用途)

片ダンボール(外箱用)

チップボール(グレー)(内箱用)

クラフト紙 (茶・白)(外箱装飾用・中箱中敷用など)

筋入りクラフト 中(内箱外貼用)

●ボタン(外箱飾り用)

●ひも(外箱飾り用)

作り方
 

 

1.

<内箱>

チップボールでお好きな大きさの筆箱(内箱)を作り、四隅をテープなどでしっかり止めます。

内箱図面

見本サイズは、上記の通り。お手持ちのペンなどを参考に作るといいでしょう。上記図面ではのりしろはありません。チップボールは厚みがあり固いので、折れ曲がる部分にあらかじめカッターでうすく(紙の厚みの1/3程度)切込みを入れておき、切れ目を外側に折ると、きれいに折れ曲がります。四辺を立ち上げたら四隅をテープで止めておきます。

2.

外側にお好きな紙を貼ります。(見本は筋入りクラフト紙)

上記1.の内箱を組み立てる前に、切り抜いた台紙をお好きな紙の上におき、内側に折り込む部分をプラスして紙にしるしをつけておきます。(下図の点線部分が内箱の型紙)

1.の型紙に、内側に折り込む部分1.5cmと紙の厚み分1mmの、合計1.6cmを追加した図面。

3.

2.で型を取って切り抜いたお好きな紙を、組み立てた内箱に貼り付けてください。

内箱外装

写真は、内箱の表面に、筋入りクラフト紙を、片ダンボールに貼り合わせたもの。筋目の向きや色合いがちょうどあっています。

4.

内側底の大きさに合わせて紙を裁断し、中敷にします。(見本はクラフト紙)

内箱内装

 

 

5.

 

<外箱>

内箱に合わせて片ダンボールを巻き、適当な大きさで裁断します。縦は筆箱の長さ+1cmほど。横は、のりしろや重ね合わせたときの模様を考えて、ぴったりよりも3〜4センチほど長めに。

6.
好みに合わせて、上蓋の形をカットします。(写真例は大きな波型)
7.

アクセントになる紙をカットして貼り合わせてもOK.
(写真は、上質紙とクラフト紙をレース型パンチで穴あけし、少しずらして重ね合わせてあります。)

8.
内箱にあわせて片ダンボールをくるりと巻き、飾り紙とともに両面テープやボンドなどで貼り合わせます。(内箱を引き出して使うので、くっつけてしまいます)

 

 

9.

 

<飾り>

重ね合わせて上に来る片ダンボールの中央にきりなどで小さな穴をあけます。

10.

穴に糸を通し、飾りボタンを留めます。

11.

出来上がり!

面倒でなければ、外箱の片ダンボール同士をくっつけず、開け閉めのときにひもを全体にくるくる巻いて、ボタンに巻きつけて止める方式でもOK.