月刊LaLaインデックス1997
MONTHLY LaLa INDEX 1997

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 白泉社月刊LaLaのインデックスデータ。その1997年版。独断と偏見に満ちた星取表(5点満点)と短評付き。


月刊LaLa 1997年12月号
表紙清水玲子「輝夜姫」
作品名作者名連載回数サブタイトルなど星取表
「彼氏彼女の事情」津田雅美第3部・第13回ACT20★西の少年 東の少女(ホーム・スイートホーム)★★★★
「ぼくらはみんな高血圧!」宇野亜由美ギャグオコジョさん・其ノ十三
「キス」マツモトトモ連載第2回#0011★★★
「輝夜姫」清水玲子第46回 ★★★★
「こっぱみじんの恋」米沢りか第3回はやる心3
「火宵の月」平井摩利第4回〜覚醒〜★★★
「おまけの小林クン」森生まさみ第1回 ★★★
「っポイ!」やまざき貴子第2部・第46回DAD★★
「BRAN-NEW」なかじ有紀第5回 ★★★
「学園天国」笑木田しいギャグ大丈夫、大丈夫の巻★★
「渡辺さん家の一家言」橘裕前編 ★★★
「日向で昼寝」ささだあすか第3回PRESENT!★★★
「Natural」成田美名子第29回SCENE.6 SIMON MAGUSの罠★★★
「八雲立つ」樹なつみ番外編 
「BE MY BABY」高蔵景読切 ★★
「B.B.Joker」にざかなギャグ ★★
「ぼくらはみんな高血圧!」宇野亜由美ギャグオコジョさん・其ノ十四
 津田雅美『彼氏彼女の事情』清水玲子『輝夜姫』に★★★★つけてるけど、全体にそんなにぱっとしたところはなし。(1999/07/25)


月刊LaLa 1997年11月号
表紙マツモトトモ「キス」
作品名作者名連載回数サブタイトルなど星取表
「キス」マツモトトモ連載第1回#0010★★★
「彼方から」ひかわきょうこ第4部・第4回 ★★★★
「ぼくらはみんな高血圧!」宇野亜由美ギャグオコジョさん・其ノ十二
「こっぱみじんの恋」米沢りか第2回はやる心2
「Natural」成田美名子第28回SCENE.6 SIMON MAGUSの罠★★★
「BRAN-NEW」なかじ有紀第4回 ★★
「B.B.Joker」にざかなギャグ 
「輝夜姫」清水玲子第45回 ★★★★
「っポイ!」やまざき貴子第2部・第45回少女迷宮★★★
「日向で昼寝」ささだあすか第2回A FULL SCHEJULE★★★
「学園天国」笑木田しいギャグ秋なのに…の巻★★
「彼氏彼女の事情」津田雅美第3部・第12回ACT19★SPACE★★★
「火宵の月」平井摩利第3回〜覚醒〜★★★
「さくらさく」浅尾まい読切 ★★
「海よりも深く」杜真琴後編 ★★
「エデンへおいで」猫山宮緒最終回 ★★★
 マツモトトモ『キス』がまた短期連載開始。ひかわきょうこ『彼方から』清水玲子『輝夜姫』は非常にテンション高し。猫山宮緒『エデンへおいで』は最終回。伏線らしきものが張りっぱなしで残った部分があるような、ちょっと未消化な印象。余韻を残そうとしたというよりは、打ち切られたような(笑)。映画監督と子役の話だったけど、なんとなく『スワロウテイル』にインスパイアされたかな、との雰囲気があってそれなりに気に入っていたんだけど。(1999/07/25)


月刊LaLa 1997年10月号
表紙やまざき貴子「っポイ!」
作品名作者名連載回数サブタイトルなど星取表
「っポイ!」やまざき貴子第2部・第44回隠し撮り★★
「ぼくらはみんな高血圧!」宇野亜由美ギャグオコジョさん・其ノ十一
「日向で昼寝」ささだあすか第1回GARDENING BABY★★★
「輝夜姫」清水玲子第44回 ★★★★
「Natural」成田美名子第27回SCENE.6 SIMON MAGUSの罠★★★★
「海よりも深く」杜真琴前編 ★★
「火宵の月」平井摩利第2回〜覚醒〜★★
「彼氏彼女の事情」津田雅美第3部・第11回ACT18★夏の休みの始まりに★★★
「こっぱみじんの恋」米沢りか第1回はやる心1
「BRAN-NEW」なかじ有紀第3回 ★★
「B.B.Joker」にざかなギャグ ★★
「かたつむり警報」藤川佳世読切 ★★
「ガラスの壁の向こう側」皆本あい読切 ★★
「エデンへおいで」猫山宮緒第4回 ★★★
「学園天国」笑木田しいギャグまだまだアツイ!?の巻★★
「ネットワーク・ポプリ」柳原望…op.5(最終話) 
 可もなし不可もなしの印象。ささだあすかの新連載はまだ未知数。なかじ有紀はやっぱり『ハッスルで行こう』が良すぎてしまって、昔に逆行した学園物に昔ほど光るものが感じられない。せめて双子のシリーズ(『隣のDOUBLE』『隣はSCRAMBLE』)くらいキャラが立っていればそれだけで読める人なんだけど、今までのところそこまでキャラが立っている感じもしない。米沢りかは、なんか、意識的にマンガの文法を崩したコマ運びとかやってるんだけど、すべてバランスの悪い方向に作用している感じがする。(1999/07/25)


月刊LaLa 1997年9月号
表紙津田雅美「彼氏彼女の事情」
作品名作者名連載回数サブタイトルなど星取表
「WILD CATS」清水玲子読切 ★★★
「火宵の月」平井摩利第1回〜覚醒〜★★
「BRAN-NEW」なかじ有紀第2回 ★★
「B.B.Joker」にざかなギャグ ★★
「世界の果てまで」たかしろ碓氷読切 ★★★★
「Natural」成田美名子第26回SCENE.6 SIMON MAGUSの罠★★★
「八雲立つ」樹なつみ第29回二岐大蛇3★★
「彼氏彼女の事情」津田雅美第3部・第10回ACT17★一学期の終わりに★★★
「彼方から」ひかわきょうこ第4部・第3回 ★★★
「ぼくらはみんな高血圧!」宇野亜由美ギャグオコジョさん・其ノ十
「エデンへおいで」猫山宮緒第3回 ★★★
「風がリンと」水野十子読切 ★★
「ネットワーク・ポプリ」柳原望…op.4 
「学園天国」笑木田しいギャグ更衣室にての巻★★
「風の記憶」木々後編 ★★
 連載陣はまあ中庸。期待の新人水野十子の短編ホラーはストーリーがいかにもありがちな印象で、今回は絵のセンスだけでなんとか読ませてる、といったところか。あと個人的にイチ推しは、たかしろ碓氷の短編「世界の果てまで」が、極端に自己主張の強い少年(笑)と極端に流されやすい少女(笑)の腐れ縁を描いていい味出している。たかしろ碓氷はそろそろ単行本出ないかな。(1999/07/25)


月刊LaLa 1997年8月号
表紙なかじ有紀「BRAN-NEW」
作品名作者名連載回数サブタイトルなど星取表
「BRAN-NEW」なかじ有紀第1回 ★★
「彼氏彼女の事情」津田雅美第3部・第9回ACT16★たたかう女4★★★★
「学園天国」笑木田しいギャグ困った、困ったの巻★★
「しゃべくり大王(キング)」米沢りか  
「Natural」成田美名子第25回SCENE.6 SIMON MAGUSの罠★★★
「ウワサ'97」マツモトトモ読切 ★★★
「ZERO・II」やまざき貴子後編 ★★★
「銀の勇者」渡辺祥智読切 ★★★
「輝夜姫」清水玲子第43回 ★★★★
「エデンへおいで」猫山宮緒第2回 ★★★
「八雲立つ」樹なつみ第28回二岐大蛇2★★
「ネットワーク・ポプリ」柳原望…op.3 ★★
「風の記憶」木々前編 ★★
「ストロベリーチョコレート」ささだあすか最終回 ★★
「B.B.Joker」にざかなギャグ ★★
「ぼくらはみんな高血圧!」宇野亜由美ギャグオコジョさん・其ノ九★★
 津田雅美『彼氏彼女の事情』のいじめ問題が一応のけり。津田雅美は誰でも抱きそうな何気ないコンプレックスとその心の微妙な歪みやそこを起点とする人物の行動を描き込ませると天下一品だと思う。あと、マツモトトモの「ウワサ'97」がとぼけた味わいの佳作。タイトルからしてコミックス『キス』収録の短編「ウワサ」の続編か、と思わせておいて、全然別のキャラクターの物語であるあたり、この「はずし」方には絶妙のセンスを感じる。で、全然別のキャラクターを設定しておきながら、その実、ストーリーの構成は前の「ウワサ」とまったくおんなじというところがこの作品のミソ。単発でもちゃんと楽しめるけど、前の短編を知っているとよりいっそう楽しめる、という仕掛け。なんとなく、落語の同じネタを違う噺家に演じさせて、様式の部分と噺家の個性の部分をそれぞれ楽しむような感覚とでもいおうか。この手法はやったもん勝ちかもしれないけど、うまくやるには相応のセンスが必要ということで、やっぱりマツモトトモはなかなか侮れない。(1999/07/25)


月刊LaLa 1997年7月号
表紙やまざき貴子「ZERO・II」
作品名作者名連載回数サブタイトルなど星取表
「エデンへおいで」猫山宮緒第1回 ★★★
「ZERO・II」やまざき貴子前編 ★★★
「彼氏彼女の事情」津田雅美第3部・第8回ACT15★たたかう女3★★★★
「学園天国」笑木田しいギャグ理事長室にての巻★★
「輝夜姫」清水玲子第42回 ★★★★
「こっぱみじんの恋」米沢りか最終回〜粉みじん(3)〜
「ぼくらはみんな高血圧!」宇野亜由美ギャグオコジョさん・其ノ八
「八雲立つ」樹なつみ第27回二岐大蛇1★★
「ネットワーク・ポプリ」柳原望…op.2 ★★
「ストロベリーチョコレート」ささだあすか第2回 ★★
「彼方から」ひかわきょうこ第4部・第2回 ★★★★
「渡辺さん家の一家言」橘裕最終回その4★★★
「キラキラの街」六本木綾最終回 ★★
 津田雅美『彼氏彼女の事情』清水玲子『輝夜姫』ひかわきょうこ『彼方から』がよく盛り上がっている。でもそれ以外は今イチか(笑)。(1999/07/25)


月刊LaLa 1997年6月号
表紙津田雅美「彼氏彼女の事情」
作品名作者名連載回数サブタイトルなど星取表
「ネットワーク・ポプリ」柳原望…op.1 ★★
「ストロベリーチョコレート」ささだあすか第1回 ★★
「Natural」成田美名子第24回SCENE.5 ジャパニーズ・サンバ★★★
「隣のLIAR」なかじ有紀読切 ★★★
「ぼくらはみんな高血圧!」宇野亜由美ギャグオコジョさん・其ノ七
「輝夜姫」清水玲子第41回 ★★★
「彼氏彼女の事情」津田雅美第3部・第7回ACT14★たたかう女2★★★
「学園天国」笑木田しいギャグ春だから…の巻★★
「八雲立つ」樹なつみ後編古代編<神問ひ>後編★★★
「渡辺さん家の一家言」橘裕第3回 ★★★
「キス」マツモトトモ最終回#0009★★★
「すいれん−酔恋−」水野十子読切 ★★★★
「こっぱみじんの恋」米沢りか第2回〜粉みじん(2)〜
「キラキラの街」六本木綾第2回 ★★
 連載陣全体の印象として水準はクリアしてるけどとび抜けたものがない感じ。期待のささだあすかの新連載も今イチ。この人、典型的な短編型だと思うんだけどなあ。期待はしてない柳原望の新連載は期待以下(笑)。パソコン通信ネタなんだけど、自分でパソ通の経験があったらこういう話にはならないのではないか。新人の水野十子の短編が今月はいちばん光っていた。
 米沢りか『こっぱみじんの恋』は去年くらいから画風、コマ割&画面構成、ストーリーの構成などひっくるめて作風が極端に変わってきてて、今回それが極まった感じ。キャラクターへの入れ込み方が昔の米沢りかの作品と比べて異常なまでにナルシスティックになって、個人的には居心地悪く感じている。シリーズのスタート時と読み比べるととても同じ作品とは思えない(笑)。一般的には『アクション大魔王』と『こっぱみじんの恋』でブレイクしたといわれているけど、その前の作品群の方がバランスは取れていたと思う。もっともその頃の作品はあらゆる面で平均点的だったので、今の作風の方が好き嫌いは別れるけどインパクトがあるというのは否定しない。とはいえ、ここまで極端に作風を変えてきているのは、おそらく自分の描くエッセイコミックとストーリーものを差別化していこうという試みなんだと思うけど、米沢りかの場合エッセイコミックに見られる軽いコミカルなノリがいちばんの持ち味だったと思うので、その要素を完全にそぎ落とそうとしているかのような最近の傾向は個人的には評価していない。(1999/07/25)


月刊LaLa 1997年5月号
表紙ひかわきょうこ「彼方から」
作品名作者名連載回数サブタイトルなど星取表
「こっぱみじんの恋」米沢りか第1回〜粉みじん(1)〜★★
「彼方から」ひかわきょうこ第4部・第1回 ★★★
「渡辺さん家の一家言」橘裕第2回 ★★
「Natural」成田美名子第23回SCENE.5 ジャパニーズ・サンバ★★★
「キラキラの街」六本木綾第1回 ★★
「FRIENDS」猫山宮緒読切1.空も風も木も草も★★
「八雲立つ」樹なつみ前編古代編<神問ひ>前編★★
「ぼくらはみんな高血圧!」宇野亜由美ギャグオコジョさん・其ノ六
「彼氏彼女の事情」津田雅美第3部・第6回ACT13★たたかう女★★★
「輝夜姫」清水玲子第40回 ★★★★
「キス」マツモトトモ第2回#0008★★★
「幻影奇譚」いなだ詩穂読切〜光月〜★★
「おまけの小林くん」森生まさみ最終回 ★★
「Love Deluxe〜アイスルココロ〜」桜沢鈴読切 ★★
「学園天国」笑木田しいギャグ春なのに…の巻★★
 ひかわきょうこ『彼方から』第4部スタート。佳境に入ってる雰囲気で今後の展開は早そうである。ここのところ絶好調の清水玲子『輝夜姫』は個人的には現在全面的に支持している。(1999/07/25)


月刊LaLa 1997年4月号
表紙やまざき貴子「っポイ!」
作品名作者名連載回数サブタイトルなど星取表
「渡辺さん家の一家言」橘裕第1回 ★★
「っポイ!」やまざき貴子第2部・第43回友情≧恋愛★★★
「輝夜姫」清水玲子第39回 ★★★
「キス」マツモトトモ第1回#0007★★★
「彼氏彼女の事情」津田雅美第3部・第5回ACT12★その日、宮沢雪野は★★★
「Natural」成田美名子第22回SCENE.5 ジャパニーズ・サンバ★★★
「おまけの小林くん」森生まさみ第2回 ★★
「世界はあなたのために」なかじ有紀読切[ハッスルで行こう]−番外編−★★
「ぼくらはみんな高血圧!」宇野亜由美ギャグオコジョさん・其ノ五
「八雲立つ」樹なつみ第24回海神を抱く女5★★★
「海よりも深く」杜真琴最終回 ★★
「GOOD HARVEST」たかしろ碓氷読切 ★★★★
「翡鳩抄」水野十子+福原美香読切 ★★
「学園天国」笑木田しいギャグ感動の卒業式の巻★★★
 今月は全体に濃い感じ。連載陣はどれもそれなりに盛り上がってるし、マツモトトモ『キス』再連載は出だしから好調。あと、読切でたかしろ碓氷がデビュー作以来の5年ぶりの(!)本誌登場(個人的にはデビュー当時から注目してたんだが(笑))、これがいい。水野十子は原作コンテストの入賞作のマンガ化ということで本人の持ち味が完全に出てない感じなのが残念。(1999/07/25)


月刊LaLa 1997年3月号
表紙杜真琴「海よりも深く」
作品名作者名連載回数サブタイトルなど星取表
「輝夜姫」清水玲子第38回 ★★★★
「おまけの小林くん」森生まさみ第1回 ★★
「八雲立つ」樹なつみ第23回海神を抱く女4★★★
「彼氏彼女の事情」津田雅美第3部・第4回ACT11★カミナリ鳴って(3)★★★
「緑のゆびさき」岡野史佳読切 ★★
「こっぱみじんの恋」米沢りか後編〜真綿の恋〜後編★★
「っポイ!」やまざき貴子第2部・第42回LOVER★★
「Natural」成田美名子第21回SCENE.5 ジャパニーズ・サンバ★★★
「お伽話がきこえる」柳原望最終回 ★★
「学園天国」笑木田しいギャグバレンタインだね!!の巻★★
「海よりも深く」杜真琴第2回 ★★
「ぼくらはみんな高血圧!」宇野亜由美ギャグオコジョさん・其ノ四
「恋について語ってみようか」ささだあすか最終回 ★★★
「花に降りる雨」城紫月読切 
 柳原望の人気シリーズ『お伽話がきこえる』最終回。結局最後まで評価できなかったなあ(笑)。人の生き死にとか信頼と裏切とか、そういうネタが多い割に、それに皮膚感覚が感じられなくて、全然作品に入り込めなかった。やはり最終回のささだあすか『恋について語ってみようか』はなかなかの佳作。理性が先に立ってしまうために恋愛になかなか入り込めなかったヒロインと少年がお互いの存在の心地よさを確認するラストがほんわかしてよい。(1999/07/25)


月刊LaLa 1997年2月号
表紙樹なつみ「八雲立つ」
作品名作者名連載回数サブタイトルなど星取表
「八雲立つ」樹なつみ第22回海神を抱く女3★★★
「海よりも深く」杜真琴第1回 ★★
「ぼくらはみんな高血圧!」宇野亜由美ギャグオコジョさん・其ノ三
「彼氏彼女の事情」津田雅美第3部・第3回ACT10★カミナリ鳴って(2)★★★
「Natural」成田美名子第20回SCENE.5 ジャパニーズ・サンバ★★★
「こっぱみじんの恋」米沢りか前編〜真綿の恋〜前編★★
「お伽話がきこえる」柳原望第12回 ★★
「っポイ!」やまざき貴子第2部・第41回ホーリーナイト・ロンリーナイト★★★
「輝夜姫」清水玲子第37回 ★★★★
「学園天国」笑木田しいギャグ正月太りの巻★★
「異邦の待人」木々読切第13回LMGプラチナデビュー賞★★
「ハッスルで行こう」なかじ有紀最終回 ★★★★
「火宵の月」平井摩利最終回 −東風(あゆのかぜ)−★★
「恋について語ってみようか」ささだあすか第2回 ★★★★
 清水玲子『輝夜姫』が相変わらず傑作の予感。なかじ有紀『ハッスルでいこう』最終回はやっぱりちょっとジンとくる。歴代なかじ有紀作品ではこれが一番好きだな。(1999/07/25)


月刊LaLa 1997年1月号
表紙清水玲子「輝夜姫」
作品名作者名連載回数サブタイトルなど星取表
「ハッスルで行こう」なかじ有紀第28回 ★★★★
「彼方から特別編・祭りの日」ひかわきょうこ読切「彼方から」特別編★★★★
「恋について語ってみようか」ささだあすか第1回 ★★★
「輝夜姫」清水玲子第36回 ★★★★
「彼氏彼女の事情」津田雅美第3部・第2回ACT9★カミナリ鳴って(1)★★★
「八雲立つ」樹なつみ第21回海神を抱く女2★★
「学園天国」笑木田しいギャグ「冬の装い」の巻★★
「っポイ!」やまざき貴子第2部・第40回君の帰る場所I+II★★★
「こっぱみじんの恋」米沢りか第3回〜恋はいつも〜★★
「Natural」成田美名子第19回SCENE.5 ジャパニーズ・サンバ★★★
「キス」マツモトトモ最終回#0006★★★
「お伽話がきこえる」柳原望第11回 ★★
「今日もみんな元気です」猫山宮緒第15回君をさがして<後編>★★★
「火宵の月」平井摩利第2回 −東風(あゆのかぜ)−★★
「ぼくらはみんな高血圧!」宇野亜由美ギャグオコジョさん・其ノ二
 今月号は清水玲子『輝夜姫』の傑作の予感に震える。あと、ひかわきょうこ『彼方から』は第3部と第4部をつなぐサイド・ストーリー、だが、前の特別編『風語り』と比べると、内容的にはサイド・ストーリーではなくて完全に本編の一部といった感じ。イザークとノリコの信頼感の醸成がいい味出している。(1999/07/25)


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