編集後記#43
たこいきおし


■前号から3ヶ月半ほどのご無沙汰でした。糸納豆EXPRESS43号をお届けします。

 たいがい、前号の編集後記で「次は……でお会いしましょう」と書いておいてうやむやになることが多いので(なにしろ、ずんこんの年のSFセミナーで出した号に「次はSF大会で……」と書いておいて、そのまま2年ブランクを開けていたくらいなので(笑))、今回は有言実行できたようでまずは一安心(笑)。

■そういえば、前号の近況では2年のブランクの間の、主に仕事関係の話ばかり書いてましたが、プライベートでは、昨年10月に、結婚から丸6年暮らした社宅から、焼津駅前のマンションに引っ越しました。
 社宅は築四半世紀以上の集合住宅で、あちこちガタがきているばかりか、部屋の内外のいろいろな虫の多さに閉口していたし、商品開発系の仕事から研究所勤務に戻ったことで、焼津からの転勤の可能性も限りなく低くなったと思われるので、まあ、いい頃合いだったのではないかと(笑)。

■因みに、今回の表紙写真は、前号の編集後記に書いた2007年の海外出張(ヴェネツィア)の一コマ。学会会場の周りを散策した際の写真ですが、表紙の方は会場の駐車場に停まっていたルパン三世カラー(笑)のFIAT500。最近、ニューFIAT500も発表されましたが、イタリア現地ではまだまだ現役ばりばり、ということで(笑)。ヴェネツィア本島ではクルマは使えませんが、リド島は普通にクルマが走っていました。

■まあ、なにはともあれ、今回の掲載原稿へのコメントなど。

□原田知世LIVE, LIVE, and more
 こちらに関しては、前号の編集後記での予告をなんとか守れたかな、ということで(笑)。
 しかし、前回糸納豆で原田知世ネタのまとまったレビューを書いたのが1998年ということで、なんとまあ、10年ぶりか(笑)。もっとも、原田知世ご本人も、2002年にアルバム『My Pieces』を出した後は、アルバムタイアップのライブツアーも行わないまま、音楽活動を休止していたんだけど(そういえば、その年が芸能生活20周年だったはずだけど、特にイベントもなかったっけ)。
 詳細は本文を読んでもらうとして、それにしてもブランクを感じさせないどころか、音楽活動をしていない間の年輪もしっかり感じさせるような、いいヴォーカリストになったなあ、というのが率直な感想。アルバム『music & me』未聴の方はだまされたと思って是非(笑)。

■因みにBGMは、『マクロスF』のサウンドトラック『娘フロ。』……と、いうことにしておいてください。いや、さすがに菅野よう子! BGMもアイドル歌謡曲も実にキャッチー。故羽田健太郎先生も草葉の陰で喜んでいるのでは?(それとも歯ぎしりでもしているか?) また、アニメ本編のハイテンションぶりも毎週楽しみ。しかしまあ、『マクロス』も今年が25周年ということで、さまざまなもの(笑)が四半世紀経過している、という事実には、いろいろと感慨深いものがあるようなないような……(笑)。

■さて、依然としてページ数的には肩の力を抜いたままですが(笑)、イベントに合わせないと気合いが入らないので(笑)、次号はたぶん来年のSFセミナーになると思います。
 まあ、恒例(?)の橋本みつるネタ(新書館から2冊目のコミックス『美しいこと』が7/26に出ています!)とか、マンガネタもいろいろたまっているので、「お楽しみはこれからだッ!!」は次号こそはなんとか書きたいかなあ。
 ともあれ、来年のSFセミナーでまたお会いしましょう。

(編集のBGM 菅野よう子『マクロスF O.S.T.1 娘フロ。』)


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