西里温泉
やませみの湯★★★


山の中の静かな公共温泉

■概要

静岡県でも焼津付近は温泉があるが、清水市の付近は温泉がないと思っていた。山の方に温泉があることを最近知って、いちご狩りの帰りに清水市内の温泉に立ち寄ることにした。

清水市街から山一つ越えて、海岸から15km程のところに西里温泉やませみの湯がある。清水ICから40分もかからないのにずいぶん山深いところだ。清水市の東を流れる興津川の上流にある。



建物はまだ新しい。瓦ぶきの大きな建物だ。浴室には大きな内風呂、外には3つの露天風呂がある。泉質は含銅・鉄(U)−ナトリウム・カルシウム塩化物温泉(高張性中性低温泉)である。源泉の温度は29.7度だ。

■所在地

静岡県清水市西里1449
TEL:0543−43−1126



■印象

細い道を延々と走ってくるので、ずいぶんと山奥にきたような気がする。ここは南アルプス山脈の末端なので山もそれなりに高い。谷間のあまり広くない平地にやませみの湯がある。

さっそく露天風呂に行ってみる。眺めはなかなかよい。露天風呂は、源泉のままのぬる湯、竹墨を浮かべてある墨湯、薬草湯がある。お湯はほとんど色はなく(かすかに茶褐色)さらっとしている。



内風呂の浴槽の一部がジャグジーになっている。適温なので長湯をしてしまった。休憩室では食事もできる。

やや不便なところなので、空いている。小さな森林公園も近くにあるので家族連れにも楽しめるところだと思う。

■営業

営業時間 9:30−20:30
(4月−10月)
9:30−19:30
(11月−3月)
休館日 月曜日
(祝日のとき翌日)
年末年始
料金 500円(2時間)
800円
(2時間以上)

交通

東名自動車道の清水ICを降りて、国道1号線を経由して国道52号線を北上する。但沼交差点で左折し県道に入る。そこからはやませみの湯の案内板を追っていく。清水ICから但沼交差点まで5.5km、そこからやませみの湯まで11km程度。
駐車場は広い。



調査日:2000年3月


久能山の石垣イチゴ



暖かくなってきて、
イチゴ狩りのシーズンの最盛期に美味しいイチゴを食べに行くことにした。今回は石垣イチゴを目的に久能山へ行った。清水市の南にある久能山は大正時代から石垣イチゴで有名なところだ。

石垣イチゴはビニールハウスの段々畑で作られている。久能山の南東の急斜面にあって、国道149号線からよく見える。下から見上げるとけっこう壮観だ。さっそく駐車場の受付にイチゴ狩りを申し込む。

イチゴの種類は章姫(あきひめ)。ずいぶん大きくて一口では食べられない。酸味が少なく柔らかくて甘い。石垣といってもコンクリートの板である。その隙間にイチゴが植えられている。どれも大きな実が成っていて、楽しめる。



時間制限はあまりうるさくないようだ。イチゴの実が大きいので、喜んで食べているとそのうちにイチゴで満腹になる。受付でもらったコンデンスミルクもチビチビ使うと余ってしまう。

イチゴ狩りの季節は1月−5月、最盛期は2,3月である。料金は時期によって変動して最盛期の今回は1300円程度(メモを無くして不正確)だった。営業時間は9:30頃から16:00頃まで、平日は休みのこともあるそうだ。お土産用のイチゴは形の良いのがそろっていて、1パック800円だった。

(2000年3月)
三保の松原

せっかく清水に来たのだから有名な三保(みほ)の松原に寄ってみた。観光バスが何台も来ていて、お土産屋のある典型的な観光地である。問題の松は松林のいちばん海側にある。支えの必要な老木で、周囲をりっぱな柵で囲われていた。



松原へのアクセスは狭い道なので注意。駐車場は無料であった。三保の松原のパノラマ写真(71kB)をご覧ください。

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